NECプラットフォームズ株式会社は2022年9月5日、無線LANルーター「Aterm WX7800T8」(PA-WX7800T8)を発表しました。価格はオープンで2022年9月15日に発売される予定です。ヨドバシ.comでは25,270円(税込・10%ポイント還元)で予約注文受付が行われています。
Aterm WX7800T8 | 製品一覧 | AtermStation
WX7800T8は6GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6E)による最大2,402Mbps(2ストリーム/160MHz)、5GHz帯で同4,804Mbps(4ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で同574Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「AXE7800」クラスの製品で、MU-MIMOおよびビームフォーミングをサポートしています。
WAN端子は1基、LAN端子は3基でいずれも1000BASE-Tまでの対応です。USB端子は備わっていません。NTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続サービスはtransix・v6プラス・IPv6オプション・OCNバーチャルコネクト(動的IPのみ)・クロスパス・v6コネクトに対応しています。
不正サイトブロックなどを提供する「トレンドマイクロ ホームネットワークセキュリティ」が搭載されている他、複数台の組み合わせでメッシュネットワークを構築するメッシュ中継機能、アプリからルーターの設定を遠隔管理できる「Aterm ホームネットワークリンク」、LANを分割し通信を遮断する「リモートワークWi-Fi(ネットワーク分離機能)」などが利用可能です。
NECプラットフォームズ初のWi-Fi 6E対応機種として上位モデルのAterm WX11000T12と共に発表されました。WX11000T12よりも控えめな性能となっており、6GHz帯および2.4GHz帯のアンテナ数(空間ストリーム数)が少ないほか、WAN端子・LAN端子がいずれも1000BASE-Tまでの対応に留まっています。メッシュネットワーク構築時の6GHz帯バックホールは使用できるため、WX11000T12をメッシュ親機、WX7800T8をメッシュ中継機とした運用などが想定されます。