
株式会社アイ・オー・データ機器は2025年7月30日、外付けHDD「HDCX-UTPシリーズ」を発表しました。2025年8月下旬より出荷が開始される予定です。
HDCX-UTPシリーズ | USB 5Gbps(USB 3.2 Gen1)対応 大容量外付けハードディスク | アイ・オー・データ機器 I-O DATA
スポンサーリンク
HDCX-UTPシリーズはUSB 5Gbps(USB 3.2 Gen 1)での接続に対応した外付けHDDです。PC専用との位置付けであり、テレビなどのAV機器への接続はサポートされていません。
容量は12TB/16TB/20TB/24TBの4種が用意されており、内蔵HDDの詳細は非公開ですがCMR(Conventional Magnetic Recording)方式のものが搭載されているとのことです。なお、アイ・オー・データ機器の個人向け外付けHDDに20TB以上の容量がラインナップされるのは今回が初めてです。
ケースデザインは従来製品から刷新され、表面に凹凸状のパターンが刻まれています。単なるデザイン要素には留まらず、表面積をわずかに増やすことで放熱効果の向上を企図したものと謳われています。HDJA-UTRシリーズに搭載されていたアクティブ冷却用のファンは非搭載です。
サイズはW34×H115×D172mm(突起部分含まず)、重量は約850g、典型消費電力は9.3Wです。ユーティリティソフトとしてHDDの動作状態を診断できる「診断ミレル」、HDDの廃棄・譲渡時にデータを抹消する「DiskRefresher5 SE」がプリインストールされているほか、指定したデータの自動バックアップを行う「Sync Connect+」も利用可能です。