Qualcomm、AI向けのNPUを統合したWi-Fi 7プラットフォーム「Networking Pro A7」シリーズを発表

Qualcomm Technologies, Inc.は2024年10月7日、ネットワーク機器向けプラットフォーム「Networking Pro A7」シリーズを発表しました。

Qualcomm Unveils the Networking Pro A7 Elite Platform, the First Commercial Platform to Revolutionize Networking Connectivity with Edge AI | Qualcomm

Qualcomm Networking Pro A7 Elite Platform | Qualcomm

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14nmプロセスで製造されるNetworking Pro A7シリーズは上位モデルの「Networking Pro A7 Elite」と下位モデルの「Networking Pro A7」から成り、どちらもWi-Fi 7(IEEE 802.11be)による最大16ストリーム・33Gbpsの構成が可能です。

有線インターフェイスは10GbE端子1基と2.5GbE端子を2基、合計3基まで搭載できるほか、XGS-PONもサポートされています。CPUは4コア 1.8GHzとされているものの、コアの詳細は公開されていません。

Networking Pro A7 EliteにはCPUと別に最大40TOPS(INT8)の処理性能を持つQualcomm Hexagon NPUが統合されています。これによってNetworking Pro A7 Elite搭載機器は単独でエッジAIの処理を行うことが可能になり、監視・仮想アシスタント・ヘルスケア等の用途へ応用できると謳われています。