2020年3月下旬より、ASUS製無線LANルーターの一部を対象とする新しいバージョンのファームウェアが配信されています。
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ASUSの無線LANルーターで利用可能なQoS機能には「Traditional QoS」「Adaptive QoS」の2種類があり、それぞれの仕様は以下のようになっています。
- 「Adaptive QoS」:事前に用意されたプリセットから優先するサービス(ゲーム・ストリーミング・ウェブブラウズ等)を選択し、該当する通信に帯域を割り当て
- 「Traditional QoS」:プロトコルやポートを手動で定義し、設定した優先度で帯域を割り当て
[Adaptive QoS] QoSの概要 | サポート 公式 | ASUS 日本
[Traditional QoS] トラディショナルQoSの設定方法 | サポート 公式 | ASUS 日本
現在配信中のバージョンには「Adaptive QoS」におけるカテゴリの更新が含まれており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による在宅勤務や自宅学習を想定し、ビデオ会議(Microsoft Teams/Zoom/Skype等)やオンライン学習サービス(Udemy/Coursera等)の通信に帯域を優先的に割り当てる設定が可能になっています。
国内で発売された無線LANルーターの内、「Adaptive QoS」の更新を含むファームウェアの提供が確認できるものは以下の通りです。
(製品名のリンクはファームウェアのサポートページへ移動)