「ちゅピCOM Air-LAN」の据置型ルーターが新型に変更

株式会社ちゅピCOMふれあい・ちゅピCOMひろしまが広島市で提供する地域BWA(高度化方式)によるインターネット接続サービス「ちゅピCOM Air-LAN」で、「ホームタイプ」として提供される据置型ルーターが新しいものに切り替わったようです。

(@sammyzabara さんのツイートで情報を得ました。御礼申し上げます)

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これまでちゅピCOM Air-LANの「ホームタイプ」で提供されてきた端末は他の(阪神ケーブルエンジニアリングのコア設備を用いる)事業者と同じHuaweiのE5180As-22でした。

2017/10/2現在、ちゅピCOM Air-LANのページで確認できる「ホームタイプ」の端末は同じくHuaweiの「eA280-135」に変更されています。

http://www.chupicom.jp/blog/archives/5756

先日の記事で取り上げた、ハートネットワークとKビジョンが今後開始予定のサービスで提供するものと同一のようです。

http://e.huawei.com/cn/products/wireless/elte-access/terminal/ea280-lte-cpe

 eA280-135E5180As-22(参考)
無線LAN(2.4GHz)IEEE 802.11b/g/nIEEE 802.11b/g/n
無線LAN(5GHz)IEEE 802.11ac・a/n非対応
接続可能台数2.4GHz帯:32、5GHz帯:322.4GHz帯:32
LAN端子1基1基(100BASE-TX/10BASE-T)
USB端子1基(USB 2.0)なし

2.4GHz帯にしか対応していなかったE5180As-22に対し、IEEE 802.11acを含む5GHz帯の通信もサポートされています。

Huaweiのサイトで公開されているeA280の仕様一覧にはRJ11端子の記述がありますが、地域BWAの端末として提供されるに当たって使われるかは不明です。

今のところちゅピCOMふれあい・ちゅピCOMひろしま及び未サービスインのKビジョン・ハートネットワーク以外での提供は確認できませんが、E5180As-22を提供していたちゅピCOM Air-LANでeA280への切り替えが行われたことから、据置型ルーターをラインナップに含めている他の事業者でも今後提供されるのではないかと推測されます。

なお、コア設備を運用する阪神ケーブルエンジニアリング提供の「Hai connect」の据置型ルーターはE5180As-22のままです。