エレコム、F‑Secureのセキュリティ機能を搭載したWi-Fi 6ルーター「WRC-X6000GSD-G」を発売

2024年8月20日現在、エレコム株式会社の公式サイトで無線LANルーター「WRC-X6000GSD-G」の製品ページが公開されています。標準価格は26,400円(税込)で近日発売の予定です。

Wi-Fi 6 4804+1147Mbps セキュリティ搭載ルーター - WRC-X6000GSD-G

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WRC-X6000GSD-Gは5GHz帯でWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)による最大4,804Mbps(4ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大1,147Mbps(4ストリーム/40MHz)の通信に対応するデュアルバンド「AX6000」クラスの製品です。

過去のエレコム製ルーターにおけるセキュリティ機能はトレンドマイクロの「Smart Home Network」が用いられてきましたが、WRC-X6000GSD-Gにはエレコム製品として初めてフィンランドのF-Secureが提供する「F-Secure Sense」が搭載されています。機能の詳細な内容は未公開なものの、Smart Home Network搭載モデルと同様にネットワーク内機器の保護や有害なサイトへのアクセス制限を行えるようです。購入から1年間は無料で利用でき、無料期間終了後も利用を継続する場合は有償でのライセンス更新が必要となります。

WAN端子は1基、LAN端子は4基でいずれも1000BASE-Tまでの対応に留まり、従来の同クラス製品(WRC-X6000XS-GWRC-X6000QS-G)が対応していた10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-Tへの対応は省略されています。USB端子は備わっていません。CPUは4コアとされているものの、動作周波数やメーカー・型番は非公開です。

WRC-X6000GSD-GWRC-X6000QS-G
(在庫限り)
WRC-X6000XS-G
(終売・店頭在庫のみ)
WAN端子1000BASE-T×12.5GBASE-T×110GBASE-T×1
LAN端子1000BASE-T×41000BASE-T×41000BASE-T×4
CPU4コア 周波数非公開4コア 2.2GHz4コア 2.2GHz
Qualcomm製
セキュリティ機能F-Secure Sense非搭載非搭載

付加機能は利用する周波数帯を2.4GHz帯と5GHz帯(W56)に固定し屋外経由の中継を可能にする「離れ家モード」、端末単位で利用可能な時間を制限する「こどもネットタイマー3」、端末間通信をブロックする「セキュリティWi-Fi」など、従来製品と同様のものが実装されています。