GRATINA 4G KYF34が発売、マニュアルから読み取れる事項を確認する

KDDI/沖縄セルラー電話は4月21日、発表済みの4G LTEケータイ「GRATINA 4G」(KYF34)を発売しました。

同時にマニュアルも公開されているので、発表時点では確認できなかった事項をマニュアルから確認してみたいと思います。

GRATINA 4G (グラティーナフォージー) KYF34の取扱説明書ダウンロード | au

発表時の記事も合わせてご覧下さい。

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3Gへの対応

「設定」→「無線・ネットワーク」内に「4G」という項目が追加され、

  • 「音声通話・データ通信」:音声通話とデータ通信の両方を4G(LTE)で行う
  • 「データ通信のみ」:データ通信に4G(LTE)を、音声通話に3Gを用いる
  • 「OFF」:4G(LTE)による通信を無効にし、音声通話とデータ通信の両方を3Gで行う

から4G/3Gの用途を選べるようになっています。

VoLTE関連

既報通りau VoLTEに対応しています。

上記の設定から4G音声通話(VoLTE)を無効にしている場合は3Gでの通話になる旨も確認できます。

KYF31はVoLTE対応機種間で複数人での通話を行える「ボイスパーティー」(2018年3月末に終了予定)に対応していましたが、KYF34は対応していません。

SIMカード

対応しているSIMカード(au ICカード)は丸に「6」のau Nano IC Card(LTE)で、それ以外のau ICカードは利用できないとされています。

KYF31及びAQUOS K SHF33・SHF32で用いられる丸に「9」のau Nano IC Card 04(VoLTE)や、かんたんケータイ KYF32やTORQUE X01 KYF33で用いられる丸に「L」のau Nano IC Card 04 LEではなく、VoLTE非対応のAQUOS K SHF31と同じ種類になります。

SIMロック解除

2017/4/21現在、auのSIMロック解除対応機種一覧にはKYF34発売前と変わらず「GRATINA 4G」とだけ書かれている状態ですが、マニュアルを見る限りKYF34もSIMロック解除に対応しています。

この方面には詳しくないのですがiPhoneを除くauの3G(CDMA2000)対応機種では初の公式SIMロック解除対応機種ということになるのでしょうか。