8コアの「Core 3 N350」、4コアの「N150」など"Twin Lake"の仕様が公開される

2025年1月14日現在、Intelの公式サイトにおいて「Core 3 N355」・「Core 3 N350」・「Intel Processor N250」・「Intel Processor N150」の主な仕様が公開されています。

製品の開発コード名 Twin Lake

インテル® Core™ 3 プロセッサー N355

インテル® Core™ 3 プロセッサー N350

インテル® プロセッサー N250

インテル® プロセッサー N150

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今回公開された4モデルはいずれも"Twin Lake"に分類され、2023年の投入以降多くの低価格帯ミニPCやラップトップに搭載されている"Alder Lake-N"の後継製品にあたります。"Alder Lake-N"における同等モデルのものを含む主な仕様は下表の通りです。

Core 3
N355
(Core i3-
N305)
Core 3
N350
(Core i3-
N300)
N250N200N150N100
コア/スレッド8C/8T8C/8T8C/8T8C/8T4C/4T4C/4T4C/4T4C/4T
ターボ周波数3.9GHz3.8GHz3.9GHz3.8GHz3.8GHz3.7GHz3.6GHz3.4GHz
PBP/TDP15W15W7W7W6W6W6W6W
MAP/cTDP-down9W9W------
GPU EU数3232323232322424
GPU最大周波数1.35GHz1.25GHz1.35GHz1.25GHz1.25GHz750MHz1GHz750MHz

"Alder Lake-N"ではTDP(Thermal Design Power)・cTDP-down(Configurable TDP-down)が用いられていたのに対し、"Twin Lake"はデスクトップ・モバイル向け"Alder Lake"と同様のPBP(Processor Base Power)・MAP(Minimum Assured Power)表記に変更されています。

"Twin Lake"と"Alder Lake-N"の違いはCPU/GPUの動作周波数のみといって差し支えなく、"Alder Lake-N"における同等モデルよりも動作周波数が引き上げられたことでパフォーマンスの小規模な改善が見込めるものの、その他の仕様は概ね共通となっています。Beelink EQ14を紹介した際に触れた通り、「Family 6 Model 190 Stepping 0」の識別子も"Twin Lake"と"Alder Lake-N"で共通です。