
ティーピーリンクジャパン株式会社は2025年6月13日、無線LANアクセスポイント「EAP772-Outdoor」を発表しました。想定販売価格は77,900円(税込)で2025年6月に発売される予定です。
EAP772-Outdoor | Omada BE9300 全方向性アンテナ 屋内外対応 トライバンドWi-Fi 7アクセスポイント | TP-Link 日本
EAP772-Outdoorは6GHz帯で最大5,765Mbps(2ストリーム/320MHz)、5GHz帯で最大2,882Mbps(2ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大688Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「BE9300」クラスの製品です。
TP-Linkの屋外向けアクセスポイントとしては初のWi-Fi 7対応モデルであり、EAP650-Outdoorなど従来の屋外向け製品(IP67)よりも高いIP68等級の防水・防塵性能を備えています。6GHz帯はEIRP 200mW以下のLPI(Low Power Indoor)モードが屋内専用、屋外で高出力運用を行えるSP(Standard Power)モードは前提となるAFC(Automated Frequency Coordination)システムが国内で未整備のため、発売時点のEAP772-OutdoorはEIRP 25mW以下のVLP(Very Low Power)モードのみで6GHz帯を運用することになります。
有線インターフェイスは2.5GBASE-T対応端子を1基備え、PoE+(IEEE 802.3at)給電による動作が可能です。
従来のTP-Link製アクセスポイント同様、「Omada」のハードウェア/ソフトウェア/クラウドコントローラーによる一元管理を行えます。メッシュネットワークやキャプティブポータルなどの機能が制限されるものの、スタンドアローンでの運用にも対応しています。