I-O DATA、無線LANルーター向けにIPv6高速化を謳う「IPv6ブースト」の提供を開始

株式会社アイ・オー・データ機器は11月6日、同社製無線LANルーターの一部に「IPv6ブースト」機能の提供を開始することを発表しました。

通信速度が最大4.19倍!当社Wi-Fiルーターをお使いの方に「IPv6ブースト」機能をアップデート提供 | IODATA アイ・オー・データ機器

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「IPv6ブースト」はIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6利用時の通信速度を向上させるI-O DATA独自の技術とされており、同社が公開しているMAP-E/DS-Liteの測定結果では試験環境下におけるDS-Lite利用時のIPv4送信スループットが最大で約4.19倍に向上したと謳われています。

同様にIPv6利用時の通信速度を改善するとされている機能では、NECプラットフォームズが2018年より提供している「IPv6 High Speed」があります。

対象となる製品は

  • WN-AX2033GR2
  • WN-AX1167GR2
  • WN-DX1167R

の3機種で、この内WN-AX1167GR2では2019年10月のファームウェアアップデートにより既に利用可能になっており、残る2機種には年内提供予定とのことです。

同日付で無線LANルーターの新製品「WN-DX2033GR」も発表されていますが、こちらは「IPv6ブースト」の提供対象に含まれていません。