既報の通り、Appleが9月に発表したiPhone 7・同Plusではイヤホンジャックが廃止され、Lightning端子からの充電中にイヤホンジャックからのイヤホンやスピーカーによる音声出力を行うことができなくなりました。
廃止の是非はさておき、イヤホンジャックがないiPhone 7でどのように充電しながらイヤホンを使えばいいかを3通り挙げてみたいと思います。
こちらも併せてご覧下さい。
スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); Bluetoothオーディオ機器を使う
最もシンプルな方法です。
これまでのiPhoneでも同様ですが、A2DP対応のBluetooth機器による音声出力は充電中かどうかに関わらず利用することができ、機器の選択肢も多数存在します。
ただし、
- Bluetooth機器を充電しておく(又は外部から電源を供給する)必要がある
- 既存の有線接続イヤホンやスピーカーを使うためにも追加投資(Bluetoothオーディオアダプタの購入)が必要
- iPhoneはaptXやLDACに対応していないため、音質で有線接続に劣る可能性
といったデメリットが考えられます。
純正のドックを使う
Apple Storeなどで販売されている純正品のiPhone Lightning Dockにはイヤホンジャックがあり、ドック経由で充電と音声出力を同時に行えます。
iPhone7・同Plusに限らず、Lightning端子を搭載した他のiPhoneやiPod touchでも使うことができます。
デメリットとしてはドックに立てた状態で使うことになるため、持ち運びや使う姿勢が制限される点が挙げられます。
なお、音声出力を行えるLightningドックとしてはBelkinの「Belkin Valet Charge Dock for Apple Watch + iPhone」もありますが、こちらは通常のドックと比べてかなり高価になります。
変換アダプタを使う
既存のイヤホンやスピーカーを使う際に今後主流になるかもしれない方法です。
BelkinがiPhone 7登場の直後に発表した「Lightning Audio + Charge Rockstar」と称する製品は1つのLightning端子を2つに分岐させる構造になっており、iPhone 7・同Plusを含む全てのLightning端子搭載機器(iOS 10以降で動作するもの)で充電と音声出力を同時に行えるとされています。
(音声出力端子もLightningなので、既存のイヤホン・スピーカーを使うためにはiPhone 7付属の変換アダプタが必要です)
また、Lightning端子からイヤホンジャックへの変換アダプタに充電用のLightning端子が付いた製品も既に存在するようです。
TaobaoやAliexpressの他、Amazon.co.jpでも日本国内の業者が販売しているものが確認できます。
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ただし、MFi認証は恐らく受けていないものと思われます。
コンビニで販売されているスマートフォン向けアクセサリに定評?がある多摩電子工業も海外向けサイトに同様の変換アダプタを掲載していますが、こちらはまだ製品化されていないようです。
(日本版のサイトには掲載されていません)