ティーピーリンクジャパン株式会社は2022年11月24日、無線LANルーター「Archer AX80」を発表しました。想定販売価格は18,480円(税込)で2022年12月14日に発売される予定です。
《日本特別モデル誕生》TP-Link初の縦置き型Wi-Fiルーター「Archer AX80」12月14日(水)発売
Archer AX80 | AX6000 8ストリームWi-Fi 6ルーター | TP-Link 日本
Archer AX80は5GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)による最大4,804Mbps(4ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大1,148Mbps(4ストリーム/40MHz)の通信に対応するデュアルバンド「AX6000」クラスの製品です。
本体背面には2.5GBASE-T対応WAN/LAN端子を1基、1000BASE-T対応WAN/LAN端子を1基、1000BASE-T対応LAN端子を3基備え、WAN側もしくはLAN側の一方に2.5GbE対応機器を接続可能です。また、1基のUSB 3.0 Standard-A端子を備えています。
NTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続サービスはv6プラス・OCNバーチャルコネクトおよびDS-Lite方式に対応するとのことですが、DS-Lite方式の対応サービス名は明示されていません。
セキュリティ・ペアレンタルコントロール機能として「TP-Link HomeShield」を搭載する他、「OneMesh」に対応するTP-Link製中継機と組み合わせてメッシュネットワークを構築可能です。
IFA Berlin 2022のタイミングで公開されていた資料の通り、日本(および欧州)市場向けのArcher AX80はArcher AX90に類似した外部アンテナを備える筐体ではなく、アンテナを内蔵した縦置き用の筐体が用いられています。Decoシリーズやトラベルルーターを除くと日本市場向けのTP-Link製品では初のアンテナ内蔵・縦置きモデルです。類似デザインの製品としてOneMesh対応中継機「RE900XD」が存在しますが、こちらの国内における販売予定等は明らかにされていません。