
ティーピーリンクジャパン株式会社は2025年8月14日、ネットワークスイッチ「DS108X」を発表しました。想定販売価格は46,900円(税込)で同日より販売が開始されています。Amazon.co.jpでは2025年8月20日発売予定で予約注文受付が行われています。
DS108X | Omada 10Gポート×8アンマネージスイッチ(据え置き/ラックマウント対応) | TP-Link 日本
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DS108Xは8基の10GBASE-T対応RJ-45端子を備えたL2アンマネージドスイッチです。Omadaブランドに含まれてはいるものの、アンマネージドスイッチのためOmadaの各種コントローラー(ハードウェア・ソフトウェア・クラウド)からの管理には対応していません。
既存モデルのDS1008XとDS108Xの違いは冷却ファンの存在です。DS1008X(および非OmadaブランドのTL-SX1008)は側面に40mm径のファンを内蔵し、10GBASE-Tの利用に伴う発熱にアクティブ冷却で対応していました。これに対してDS108Xはアクティブ冷却機構を備えない代わりに金属製筐体の天面および両側面に多数の冷却孔を設けたファンレス仕様となり、ノイズに敏感な環境での運用にも適すると謳われています。なお、最大消費電力の公称値はDS1008X・DS108Xとも31.2Wで変わりません。
スイッチング容量は160Gbps、MACアドレステーブルは16K、ジャンボフレームは最大12KBです。
筐体サイズはW294×D180×H44mmでDS1008Xと同一です。ゴム脚とラックマウントキットが付属しており、通常の設置に加えてラックへの取り付けにも対応しています。