5+5GHzのWi-Fi 7に対応する「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」が登場

Xiaomiは2024年2月22日、Androidタブレット「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」を中国市場向けに発表しました。公式サイトでは8GB+256GBモデルが3,299CNY(約69,000円)で注文受付中です。

Xiaomi Pad 6S Pro 12.4

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Xiaomi Pad 6S Pro 12.4はAndroidベースのXiaomi HyperOSで動作するタブレットです。HyperOSは既存モデルのXiaomi Pad 6にも提供されていますが、発売時点からHyperOSが動作するのはXiaomi Pad 6S Pro 12.4が初めてです。

ディスプレイには12.4インチ 3048×2032ピクセル(アスペクト比3:2)の液晶パネルが用いられており、リフレッシュレートは最大144Hz、タッチサンプリングレートは最大360Hzです。2つの短辺にそれぞれ中低音向け2基と高音向け1基、合計6基のスピーカーを備えています。

Xiaomi製タブレットでは初めてQualcomm Snapdragon 8 Gen 2を採用し、Xiaomi Pad 6・Xiaomi Pad 5 Pro 12.4のSnapdragon 870に比べてAnTuTu Benchmark V10のスコアがおよそ2倍に向上したと謳われています。RAMはLPDDR5X 8GB/12GB/16GB、内蔵ストレージはUFS 4.0 256GB/512GB/1TBです。

無線LANはIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)・IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)・IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetoothは5.3に対応しています。中国市場向けモデルのため6GHz帯には対応していないものの、Wi-Fi 7対応アクセスポイントとの間で5GHz帯と5GHz帯、もしくは5GHz帯と2.4GHz帯を同時に用いてMLO(Multi-Link Operation)による通信を行えます。

バッテリー容量は10,000mAhで、対応する電源から120W給電を行うことにより10分で45%、35分で満充電が可能とされています。