アライドテレシス、アンテナ内蔵のWi-Fi 6E AP「AT-TQ3403」を発売

アライドテレシス株式会社は2025年5月30日、無線LANアクセスポイント「AT-TQ3403」および「AT-TQm3403」を発表しました。標準価格は前者が79,200円、後者が65,780円(いずれも税込)で、同日より出荷が開始されています。

AT-TQ3403 - アライドテレシス

AT-TQm3403 - アライドテレシス

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AT-TQ3403およびAT-TQm3403は6GHz帯でWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)による最大2,401.9Mbps(2ストリーム/160MHz)、5GHz帯で最大2,401.9Mbps(2ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大573.5Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「AXE5400」クラスの製品です。

どちらも発売済みのAT-TQ7403に比べて安価なローエンドの位置付けで、アンテナはすべて筐体に内蔵されています。AT-TQm3403はAT-Vista Manager EX等からの管理可能台数が最大100台(AT-TQ3403は最大3,000台)に制限され、AWC-SCLによるコントローラーレス管理に対応予定であることを除いてAT-TQ3403と共通の仕様です。

有線インターフェイスは2.5GBASE-T対応のRJ-45端子を1基備え、PoE+(IEEE 802.3at)受電が利用可能です。DC電源端子も用意されており、PoE+を利用できない環境では別売のAC電源アダプタ(AT-PWRADP-01)による給電も行えます。

その他の機能としては1台の物理アクセスポイント上に複数の仮想アクセスポイントを作成しVLANと関連付けられる「バーチャルアクセスポイント」、WDS(Wireless Distribution System)によるアクセスポイント間の無線ブリッジ接続などを利用できるほか、Passpoint・OpenRoamingがサポートされています。