2021年12月28日 21:30現在、Amazon.co.jpにASUSのLGA1700マザーボード「TUF GAMING H670-PRO WIFI D4」および「TUF GAMING B660M-PLUS D4」の商品情報が一部のみ掲載されています。
両モデルとも同日時点でASUS公式サイトには掲載されていませんが、型番からチップセットとしてIntel H670またはB660を搭載するマザーボードであることが読み取れます。CPUやSSDのセット買いページのみ公開されており、個別の商品ページは未公開です。
「TUF GAMING H670-PRO WIFI D4」はH670を搭載するATXフォームファクタの製品です。Z690搭載製品の「D4」モデルと同様にDDR4までのサポートに留まり、DDR5には対応していません。セット買いページから確認できる価格は29,273円(税込・2021/12/28現在)となっています。
「TUF GAMING B660M-PLUS D4」はB660を搭載するMicro-ATXフォームファクタの製品です。こちらもDDR4までのサポートとなっている他、標準状態では無線LAN・Bluetoothに対応していません。セット買いページから確認できる価格は23,212円(税込・2021/12/28現在)です。
これら2機種と同じ「TUF GAMING」シリーズのZ690搭載DDR4モデル「TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4」は35,000~36,000円程度で販売されており、H670・B660搭載モデルは(非常に大きな価格差とは言えないものの)第12世代Coreシリーズ向けマザーボードの安価な選択肢となる模様です。
ASUSのH670・B660搭載マザーボードとしてはこれら2モデルの他、「PRIME H670-PLUS D4」・「ProArt B660-CREATOR D4」・「ROG STRIX B660-I GAMING WIFI」などの存在が明らかになっています。
第12世代Coreシリーズに対応するチップセットはZ690・H670・B660の他にエントリークラス向けの「H610」が存在し、ASRockやGIGABYTEからMicro-ATXモデルを中心にH610搭載マザーボードの投入が計画されているようです。
また、セット買い商品には同じく未投入のIntel製CPU「Core i5-12400F」と組み合わせられたものがあり、Core i5-12400Fの価格が25,237円(税込・2021/12/28現在)に設定されていることが確認できます。こちらも発売済みの上位モデル「Core i5-12600KF」に比べて安価、前世代の「Core i5-11400F」よりもやや高い程度の価格設定となっています。
※2022/01/05追記:2022年1月5日 0:00よりAmazon.co.jpで第12世代Coreシリーズ non-Kモデルの販売が開始されました。