日本で入手できるメッシュWi-Fiシステムの比較【2018年8月】

2018年7月現在、日本で入手可能なメッシュWi-Fiシステム6種(及びメッシュネットワーク構築機能1種)を比較してみたいと思います。

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 Google WifiOrbiOrbi MicroDeco M5AirStation connect(WTR-M2133HP+WEM-1266)VelopLyra miniAiMesh(RT-AC68U)
メーカーGoogleNETGEARNETGEARTP-LinkBUFFALOLinksysASUSASUS
最大通信速度(5GHz帯1)867Mbps866Mbps866Mbps867Mbps866Mbps867Mbps867Mbps1,300Mbps
最大通信速度(5GHz帯2)非対応1,733Mbps(バックホール専用)866Mbps(バックホール専用)非対応866Mbps867Mbps非対応非対応
最大通信速度(2.4GHz帯)300Mbps400Mbps400Mbps400Mbps400Mbps400Mbps400Mbps600Mbps
MU-MIMO対応対応対応対応不明対応対応非対応
ビームフォーミング対応対応対応対応不明対応非対応?対応
5GHz帯 W53不明不明不明非対応対応不明対応対応(現行版)
5GHz帯 W56不明対応(バックホール専用?)不明非対応対応(外部アンテナ)不明対応対応(現行版)
セキュリティ機能(悪質サイトのブロック、LAN内機器の保護等)非対応?非対応?非対応?対応(『HomeCare』/トレンドマイクロ)対応非対応?対応(『AiProtection』/トレンドマイクロ)対応(『AiProtection』/トレンドマイクロ)
ペアレンタルコントロール機能(接続可能時間の制限等)対応対応(『Circle with Disney』)対応(『Circle with Disney』)対応対応対応対応(『AiProtection』)対応(『AiProtection』)
QoS制御(ゲーム・動画など特定トラフィックの優先)対応(備考参照)非対応?非対応?対応非対応?対応(備考参照)対応対応(備考参照)
ゲスト用SSIDの提供対応対応対応対応対応対応対応対応
フレッツ光ネクスト網におけるIPv6 IPoE通信非対応非対応非対応非対応対応(MAP-E/DS-LiteによるIPv4 over IPv6含む)非対応非対応非対応
WAN端子1基(1000BASE-T)1基(1000BASE-T/ルーターのみ)1基(1000BASE-T/ルーターのみ)1基(1000BASE-T)1基(1000BASE-T/ルーター)1基(1000BASE-T)1基(1000BASE-T)1基(1000BASE-T)
LAN端子1基(1000BASE-T)3基(1000BASE-T/ルーター)・4基(1000BASE-T/サテライト)1基(1000BASE-T/ルーター)・2基(1000BASE-T/サテライト)1基(1000BASE-T)3基(1000BASE-T/ルーター)1基(1000BASE-T)1基(1000BASE-T)4基(1000BASE-T)
販売単位1台、3台スタンダードキット(ルーター・サテライト各1台)、サテライト単体スタンダードキット(ルーター・サテライト各1台)、サテライト単体(Orbiと共通)1台、2台(Amazon限定)、3台、4台(3+1台)ルーター単体、中継機単体、ルーター1台+中継機2台3台1台、2台ルーター単体
備考WAN・LAN端子共用
QoS制御は端末レベル
WAN・LAN端子共用WAN・LAN端子共用
QoS制御は端末レベル
WAN・LAN端子共用RT-AC68Uの場合を例示
QoS制御はプリセット・ユーザー定義の両対応

Google Wifi(Google)

1基以上の「ポイント」で構成されるシステムです。

対応周波数帯は5GHz帯(最大867Mbps)と2.4GHz帯(最大300Mbps)のデュアルバンド構成です。

ペアレンタルコントロールやQoS制御の他、ゲスト用ネットワークの作成や端末毎の通信量の確認といった機能がスマートフォン向けアプリから利用できます。

VPNサーバー機能は備わっていません。

国内では1基のみ、又は3基セットが販売されています。

Orbi(NETGEAR)

1基の「ルーター」と最大3基の「サテライト」で構成されるシステムです。

他社製品と異なる点として「ルーター」と「サテライト」が明確に分けられており、「ルーター」ないし「サテライト」だけでのメッシュネットワーク構築には対応していません。

2.4GHz帯 + 5GHz帯1 + 5GHz帯2のトライバンド構成で、片方の5GHz帯(最大1,733Mbps)を「ルーター」と「サテライト」間の接続に用い、もう一方の5GHz帯(最大866Mbps)と2.4GHz帯(最大400Mbps)を子機との接続に用いることで速度低下を防ぐとされています。

VPNサーバー機能はOpenVPNに対応しています。

国内では「ルーター」と「サテライト」各1基がセットのRBK50-100JPSと、「サテライト」1基のRBS50-100JPSが販売されています。

Orbi Micro(NETGEAR)

Orbi(RBx50)を小型化したモデルです。

サイズ・重量共にRBx50より抑えられていますが、ルーター・サテライト間接続用の5GHz帯が最大866Mbpsになり、LAN端子も4基から2基(ルーターでは内1基がWAN端子)になっています。

ルーター・サテライト各1基をセットにしたスターターキット(RBK20-100JPS)が先行して発売され、サテライト単独モデル(RBS20-100JPS?)は今後発売予定です。

Deco M5(TP-Link)

最大10基の「Decoユニット」で構成されるシステムです。

対応周波数帯は5GHz帯(最大867Mbps)と2.4GHz帯(最大400Mbps)のデュアルバンド構成です。

LAN内デバイスの保護やペアレンタルコントロールが統合された「TP-Link HomeCare」が購入から3年間利用できます。

HomeCareやQoS制御機能はスマートフォン向け「Deco」アプリからの設定に対応しています。

VPNサーバー機能は備わっていません。

標準セットには3基のDecoユニットが含まれており、1基単位での購入も可能です。

AirStation connect WTR-M2133HP+WEM-1266(BUFFALO)

無線LANルーターのWTR-M2133HPと、専用中継機のWEM-1266で構成されます。

(ルーター+中継機2台のセット販売もあり)

現時点では数少ない国内メーカーのメッシュネットワーク製品で、NTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE通信、及びMAP-E/DS-LiteによるIPv4 over IPv6(『v6プラス』や『IPv6オプション』、『transix』)が利用可能です。

Velop(Linksys)

BelkinからLinksysブランドで発売される製品です。

5GHz帯 x 2波と2.4GHz帯のトライバンド構成となっています。

ペアレンタルコントロールやゲストネットワーク機能は備わっていますが、Deco M5やLyra Miniのような明確なセキュリティ機能は打ち出されていません。

少なくとも発売からしばらくはAppleの実店舗及びオンラインストア限定での販売となるようです。

Lyra Mini(ASUS)

1基以上のユニットで構成されるシステムです。

対応周波数帯は5GHz帯(最大867Mbps)と2.4GHz帯(最大400Mbps)のデュアルバンド構成です。

セキュリティ機能「AiProtection」が永年無料で利用できます。

Amazon AlexaやIFTTTとの連動の他、PPTP/OpenVPNによるVPNサーバー機能を備えています。

国内では1基のみ、又は2基セットが販売される予定です。

AiMesh(ASUS)

(画像はRT-AC68U)

メッシュWi-Fiシステムとして独立した製品ではなく、既存のASUS製ルーターで利用可能なメッシュネットワーク構築機能です。

GT-AC5300/RT-AC88U/RT-AC86U/RT-AC68Uの4機種が対応しています。

最大通信速度は利用する機種によって異なります。

トライバンド対応製品(上記4機種ではGT-AC5300のみ)を利用する場合は5GHz帯の1波をバックホール専用として割り当てられます。

その他

2018年1月にQualcommが開催した報道向け説明会の中で、BUFFALOがWi-Fi SON(Self Organizing Network)の技術を用いた製品を投入予定であることが明らかにされており、メッシュネットワーク対応製品として発売される可能性があります。

※2018/08/03追記:「AirStation connect」ブランドのWTR-M2133HP+WEM-1266が当該製品と思われます。

日本のバッファローが「Wi-Fi SON」ベースのWi-Fiルーターを今後提供することが明らかにされた。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1104146.html

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