ASUSの11axルーターに1万円台前半のエントリーモデル「RT-AX56U」が追加

ASUS JAPAN株式会社は4月17日、無線LANルーター「RT-AX56U」を発表しました。

4月24日に発売される予定です。

Wi-Fi 6 (11ax)対応、デュアルバンドエントリーモデル「RT-AX56U」を発表|ASUS JAPAN株式会社のプレスリリース

RT-AX56U | ネットワーク機器 | ASUS 日本

※2020/04/26追記:記事の内容を一部変更しました。

スポンサーリンク

RT-AX56Uは5GHz帯でIEEE 802.11ax("Wi-Fi 6")による最大1,201Mbps(2ストリーム/80MHz)、2.4GHz帯で同じくIEEE 802.11axによる最大574Mbps(2ストリーム/80MHz)の通信に対応する「AX1800」クラスのルーターで、2020年4月時点で発表されているASUS製IEEE 802.11axルーターの中では最下位のモデルとなります。

上位モデルに比べると通信速度で劣るものの、その分価格は抑えられており、Amazon.co.jpでは11,505円(2020/04/17現在)で予約注文の受付が行われています。

ビームフォーミング(AiRadar)・MU-MIMOには上位モデルと同じく対応していますが、仕様一覧に掲載されている暗号化方式はWPA2/WPA-Personal・WPA2/WPA-Enterpriseのみとなっており、WPA3-Personal・WPA3-Enterpriseが発売当初からサポートされているかどうかは不明です。

WAN端子は1基、LAN端子は4基でいずれも1000BASE-Tに対応し、この他USB 3.1 Gen 1 Standard-A端子とUSB 2.0 Standard-A端子を各1基備えます。

SoCとして4コアのCPU(Arm Cortex-A7 1.5GHz)を含むBroadcom BCM6755を採用※し、RAMとフラッシュメモリはそれぞれ512MB・256MBとなっています。
(※ASUSのウェブサイトにはSoCは明記されていませんが、2019年8月にFCCの認証を通過した際の資料で確認可能です)

VPNサーバー機能は他のASUS製ルーターと同じくPPTP/OpenVPNに対応しています。