NECプラットフォームズ株式会社は2022年10月21日、同社製無線LANルーターを対象とする出荷価格の改定を発表しました。2022年11月1日より新たな価格が適用される予定です。
Wi-Fiホームルータ製品 価格改定のお知らせ| AtermStation
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これまでの半導体不足や輸送費の変動によるコスト上昇は企業努力により吸収を図っていたものの、円安の急激な進行により従来価格での品質維持が難しい状態となったことから今回の価格改定に踏み切ったとされています。
価格改定の対象となるのは以下の8型番です。いずれもオープン価格であり型番ごとの価格改定幅は明示されていませんが、5.9%から20.1%の値上げが実施されるとのことです。
- Aterm WX5400HP(PA-WX5400HP)
- Aterm WX3600HP(PA-WX3600HP)
- Aterm WX3000HP2(PA-WX3000HP2)
- Aterm WX1500HP(PA-WX1500HP)
- Aterm WG2600HP4(PA-WG2600HP4)
- Aterm WG2600HS2(PA-WG2600HS2)
- Aterm WG1200HP4(PA-WG1200HP4)
- Aterm WG1200HS4(PA-WG1200HS4)
2022年9月に発売されたWi-Fi 6E対応モデルのAterm WX11000T12およびAterm WX7800T8は今回の改定対象に含まれていません。また、Amazon.co.jp限定で販売されているAM-AX・AM-AG・AM-WG型番の同等商品も価格改定が実施されるかは不明です。
半導体不足や輸送・製造コストの上昇に起因する価格改定は他社製品でも実施されており、直近ではバッファローが2022年9月に無線LANルーターやスイッチングハブ等の価格を引き上げています。