バッファロー、Wi-Fi 7ルーター「WXR9300BE6P」を3万円台で発売・10GbE端子は1基のみ

株式会社バッファローは2024年9月19日、無線LANルーター「WXR9300BE6P」の出荷を2024年10月下旬に開始することを発表しました。Amazon.co.jp専売SKUのWXR9300BE6P/Nは31,480円(税込・2024/09/19現在)、2024年11月5日発売予定で予約注文受付が行われています。

WXR9300BE6P : Wi-Fiルーター : AirStation | バッファロー

効率良く電波を届ける外付けアンテナを搭載、安定・高速通信を実現するWi-Fi 7対応のトライバンドルーター「WXR9300BE6P」を2024年10月下旬出荷開始予定 | バッファロー

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WXR9300BE6Pは6GHz帯でWi-Fi 7(IEEE 802.11be)による最大5,764Mbps(2ストリーム/320MHz)、5GHz帯で最大2,882Mbps(2ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大688Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「BE9300」クラスの製品です。

Wi-Fi 7の機能であるMLO(Multi-Link Operation)に対応し、複数の無線インターフェイスを用いて複数の周波数帯で同時に通信を行うMLMR(Multi-Link Multi-Radio・"3バンド 同時モード")、単一の無線インターフェイスで複数の周波数帯を切り替えて通信を行うMLSR(Multi-Link Single-Radio・"3バンド 切替モード")がサポートされています。

Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)世代のWXR-5700AX7シリーズ同様、1基のWAN端子のみ10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-Tに対応するものの、4基のLAN端子はすべて1000BASE-Tまでの対応に留まっています。USB端子はUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子が1基搭載されており、初期状態ではUSB 2.0で動作します。NTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続サービスはtransix・v6プラス・IPv6オプション・OCNバーチャルコネクト・クロスパス・v6 コネクトに対応しています。

セキュリティ・ペアレンタルコントロール機能は「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」が搭載されており、「コンテンツフィルター Plus」などの機能を1年間無料で利用できるライセンスが付属します。メッシュネットワーク構築機能は従来のバッファロー製ルーターと同様のWi-Fi EasyMeshで、Wi-Fi 7対応機器同士でメッシュネットワークを構築する際は無線バックホール接続でMLOを活用可能です。