株式会社アイ・オー・データ機器は2024年8月1日、無線LANルーター「WN-7D36QR」を発表しました。価格はオープンで2024年8月下旬に出荷が開始される予定です。Amazon.co.jpでは14,801円（税込）・2024年8月30日発売予定で予約注文の受付が行われています。
WN-7D36QR 2.5Gbps対応 Wi-Fi 7デュアルバンドルーター | アイ・オー・データ機器 I-O DATA
WRC-BE36QS-Bは5GHz帯でWi-Fi 7（IEEE 802.11be）による最大2,882Mbps（2ストリーム/160MHz）、2.4GHz帯で最大688Mbps（2ストリーム/40MHz）の通信に対応するデュアルバンド「BE3600」クラスの製品です。MLO（Multi-Link Operation）による5GHz帯と2.4GHz帯の同時利用のほか、MU-MIMO・ビームフォーミング（ビームフォーミングW）・Multi-RU・Preamble Pancturing・TWTがサポートされています。
1基のWAN端子は2.5GBASE-T対応、2基のLAN端子は1000BASE-T対応で、WAN側のみマルチギガビット接続が可能です。NTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続サービスは2024年8月1日現在、すべて「対応予定」となっています。
ルーターモード・アクセスポイントモードのほか、既存APの範囲を拡張する中継機能、有線接続のみ対応の機器を無線化できるコンバーター機能が搭載されていますが、Wi-Fi EasyMeshや独自機能によるメッシュネットワーク構築には対応していません。筐体サイズはW160×H215×D50mm、重量は約900g、公称消費電力は13Wです。
これらの仕様は1日先行して発表されたエレコム WRC-BE36QS-Bとほぼ共通であり、工事設計認証も同一の番号かつエレコム株式会社の名義で通過したことが公表されています。同じくWi-Fi 7対応のWN-7T94XR・WRC-BE94XS-Bの事例と同様、設計・製造・調達の段階において共通化が行われていると推測されます。
