京セラ株式会社のYouTubeチャンネル「KYOCERA 京セラ携帯電話 スマートフォン」にて、「"5Gコネクティングデバイス”でもっとつながる」と題した動画が公開されています。
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「5Gコネクティングデバイス」は2019年10月のCEATEC 2019において公開されていた製品で、スマートフォンに近いサイズの筐体にディスプレイを備え、USB/HDMIやWi-Fi/Bluetoothに対応する機器を5G網(公衆・自営)に接続することができるとされていました。
今回公開された動画では2019年12月時点での仕様が公開されており、
- OS:Android 10
- SoC:Qualcomm Snapdragon 865
- 5Gモデム:Qualcomm Snapdragon X55
- RAM:8GB
- 内蔵ストレージ:128GB
- ディスプレイ:2.6インチ
- 無線LAN:IEEE 802.11ax 4x4 MIMO(最大20台)
- Bluetooth:5.0以降
- SIMカード:nanoSIM
- GPS:対応
- 外部接続端子:HDMI x 1、USB Type-C x 2
- バッテリー:6,400mAh
といった2020年のフラッグシップ級スマートフォンに匹敵、もしくはそれを上回るスペックの一部が伺えます。
筐体サイズは縦140 x 幅73 x 厚さ25mm、本体重量は200gです。
これに加えて動画内では専用クレードル「Wi-Fi6 Cradle」に装着した状態も確認できます。
「Wi-Fi6 Cradle」は以下のような仕様となっており、装着することで「5Gコネクティングデバイス」の機能を更に拡張するものとなるようです。
- プロセッサ:Qualcomm IPQ8074
- RAM:512MB
- 内蔵ストレージ:256MB
- 無線LAN:IEEE 802.11ax 4x4 MIMO(最大80台)
- 有線LAN:RJ-45 x 2(1000BASE-T/1000BASE-TX)
- 外部接続端子:USB Type-C x 1、RS-232C、HDMI(本体共用?)
- マイク・スピーカー:搭載
京セラはCES 2020への出展を予定しており、特設サイト内に「5G Smart Router」として本製品が掲載されているため、5G対応スマートフォン・タブレットのプロトタイプ等と共に本製品も展示されると思われます。