再生プラスチック使用のWi-Fi 6Eルーター「Aterm WX5400T6」

NECプラットフォームズ株式会社は2024年5月9日、無線LANルーター「Aterm WX5400T6」(PA-WX5400T6)を発表しました。価格はオープンで2024年5月16日に発売される予定です。Amazon.co.jpでは同等品のAM-AX5400T6が21,978円(税込)で販売されています。

Aterm WX5400T6 | 製品一覧 | AtermStation

Wi-Fi 6E対応ホームルータ 「Aterm WX5400T6」を発売 ~Aterm製品初 廃プラスチック由来成分100%の 再生プラスチックを採用~

スポンサーリンク

WX5400T6は6GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6E)による最大2,402Mbps(2ストリーム/160MHz)、5GHz帯で最大2,402Mbps(2ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大574Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「AXE5400」クラスの製品です。

WAN端子は1基、LAN端子は4基でいずれも1000BASE-Tまでの対応です。マルチギガビット(10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T)対応端子やUSB端子は備わっていません。CPUは4コアである旨のみ公表されており、メーカーや動作周波数などの詳細は不明です。

Atermシリーズでは初めて筐体の素材に再生プラスチックが用いられ、質量の約40%を再生プラスチックが占めるとされています。

「メッシュ中継機能」や「リモートワークWi-Fi(ネットワーク分離機能)」など機能面は概ね従来製品に準じますが、類似構成のAterm WX5400HPに実装されているセキュリティ機能「トレンドマイクロホームネットワークセキュリティ」は利用できません。

NECプラットフォームズから無線LANルーターの新機種が発売されるのは2023年1月のAterm WX4200D5以来、Wi-Fi 6E対応機に限ると2022年9月の制度改正と同時に導入されたAterm WX11000T12・WX7800T8以来の新製品です。

なお、バッファロー、エレコム、アイ・オー・データ機器、ASUS、TP-Linkが日本市場に対応機器を投入しているIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)ですが、NECプラットフォームズのWi-Fi 7に関する動きは2024年5月現在まで全く見られません。