NEC、Wi-Fi 7/10GbE対応アクセスポイントの新モデル「QX-W1230」・「QX-W1210」を投入

2025年3月21日現在、日本電気株式会社(NEC)のウェブサイトで無線LANアクセスポイント「QX-W1230」および「QX-W1210」の製品情報が公開されています。希望小売価格は前者が228,000円、後者が125,000円(いずれも税別)です。

QX-W1210/QX-W1230/QX-W1240: 無線AP: UNIVERGE QXシリーズ | NEC

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QX-W1230は3つの無線インターフェイス(ラジオ)を備え、4ストリームのラジオ1では最大11.52Gbpsの6GHz帯もしくは最大5.76Gbpsの5GHz帯、2ストリームのラジオ2では最大2.88Gbpsの5GHz帯、2ストリームのラジオ3では最大688Mbpsの2.4GHz帯を運用可能です。6GHz帯および5GHz帯では80台、2.4GHz帯では32台までのクライアント収容が推奨されており、最大接続数はどの周波数帯も512台となっています。

有線インターフェイスは10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T対応端子と1000BASE-T対応端子を各1基備えており、IEEE 802.3bt/at準拠のPoE受電に対応しています。このほかにコンソール端子とDC電源端子も用意されており、別売のACアダプタ(OPT-ACADP-01)による給電が可能です。

管理サービスはUNIVERGE QXシリーズのみを対象とするオンプレミス型の「QX Management Center」、UNIVERGE IXシリーズなども含めて管理可能なクラウド型の「NetMeister」が利用できます。

H3Cからは概ね同一仕様のWA7338-HIが既に発表されており、同機種に備わっているSFP+スロットはQX-W1230では省略されています。


QX-W1210は2つの無線インターフェイス(ラジオ)を備え、2ストリームのラジオ1では最大5.76Gbpsの6GHz帯もしくは最大2.88Gbpsの5GHz帯、2ストリームのラジオ2では最大2.88Gbpsの5GHz帯もしくは最大688Mbpsの2.4GHz帯を運用可能です。

有線インターフェイスはQX-W1230同様に0GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T対応端子と1000BASE-T対応端子を各1基備えており、IEEE 802.3bt/at準拠のPoE受電に対応しています。コンソール端子とDC電源端子を備える点もQX-W1230と共通です。

H3Cにおける相当モデルはWA7320iで、こちらもQX-W1210にはないSFP+スロットを備えています。