NTTぷらら株式会社と株式会社アイ・オー・データ機器は1月29日、IPv6インターネット接続の推進と品質の向上に向けて連携の強化を開始することを発表しました。
NTTぷららとアイ・オー・データ機器、IPv6インターネット接続推進による通信品質向上に向け連携
WN-PL1167EX01について
WN-PL1167EX01はI-O DATAが製造する無線LANルーターで、ぷらら光のユーザー向けに2018年から提供されていたようです。
5GHz帯でIEEE 802.11acによる最大867Mbpsの、2.4GHz帯でIEEE 802.11nによる最大300Mbpsの通信に対応する「AC1200」クラスの製品で、「360コネクト」・「ビームフォーミングW」に対応するなどWN-DX1167Rに近い仕様で、WAN端子のみが1000BASE-T対応、4基のLAN端子は100BASE-TX対応となっている点も変わりません。
「AC1200」クラスのI-O DATA製品であるWN-AX1167GRシリーズはPPTP又はIPsecサーバー機能を搭載していますが、WN-PL1167EX01は同機能を搭載していません。
ぷららv6エクスプレスの対応ルーター
NTTぷららが提供するIPv6 IPoE・IPv4 over IPv6サービス「ぷららv6エクスプレス」のサービス紹介ページでは2019年1月29日現在、IPv4 over IPv6機能の利用に際して「ドコモ光ルーター01」が必要とされています。
「IPv4 over IPv6接続」を利用するには専用のWi-Fiルーター「ドコモ光ルーター01」が必要となります。NTTドコモにてお求めいただけます。なお、他のルーターでは動作保証しておりません。
https://www.plala.or.jp/ipv6/
ただし、ルーターの無料レンタル告知ページではWN-PL1167EX01と思われる機器の仕様(I-O DATA製、WANのみ1000BASE-T対応)が掲載されていることから、今後ドコモ光ルーター01に加えてWN-PL1167EX01も対応機器として告知されると思われます。
「OCNバーチャルコネクト」採用サービス
NTTコミュニケーションズは2018年6月から電気通信事業者向けの卸サービス「OCNバーチャルコネクトサービス(IPoE接続)」における"IPv4/IPv6デュアルインターネット接続"を提供しており、以下のサービスで「OCNバーチャルコネクト」によるIPv4 over IPv6サービスが利用できます。
WN-PL1167EX01は「OCNバーチャルコネクト」対応とされていますが、今のところ「ぷららv6エクスプレス」以外での利用可否は不明です。
参考:ドコモ光ルーター 01 IPv4 over IPv6通信対応プロバイダ一覧
ドコモnet
- 名称:「IPv4 over IPv6接続機能」
- 対応機器:ドコモ光ルーター01
「transix」と「OCNバーチャルコネクト」の併用で提供。
ぷらら
- 名称:「ぷららv6エクスプレス」
- 対応機器:ドコモ光ルーター01、WN-PL1167EX01
「transix」と「OCNバーチャルコネクト」の併用で提供。
OCN
- 名称:「OCN v6 アルファ」
- 対応機器:IPoE対応ルーター01