株式会社バッファロー(BUFFALO)は4月15日、無線LANルーター「WSR-2533DHPL2シリーズ」(WSR-2533DHPL2-BK/WSR-2533DHPL2-WH)を発表しました。
WSR-2533DHPL2-BK : Wi-Fiルーター : AirStation | バッファロー
WSR-2533DHPL2-WH : Wi-Fiルーター : AirStation | バッファロー
5GHz帯でIEEE 802.11acによる最大1,733Mbps(4ストリーム/80MHz幅)、2.4GHz帯でIEEE 802.11nによる最大800Mbps(4ストリーム/40MHz/256QAM)の通信に対応する「AC2600」クラスのルーターで、2018年発売の「WSR-2533DHPL」・2019年発売の「WSR-2533DHPL-C」と同じくエントリー寄りのモデルです。
なお、2020年4月に発表された「WSR-1166DHPL2」は5GHz帯 W56 144chに対応していますが、WSR-2533DHPL2は従来製品と同じく140chまでの対応に留まっています。
WSR-2533DHPL/WSR-2533DHPL-Cはビームフォーミングのみに対応しMU-MIMOは非対応ですが、WSR-2533DHPL2ではビームフォーミング/MU-MIMOの両方がサポートされています。
いずれも1000BASE-Tに対応するWAN端子は1基、LAN端子は3基で、LAN端子についてはWSR-2533DHPL-Cの4基から削減されています。
また、動作モードがインフラストラクチャーモード(AP/ROUTER)のみとなっており、WSR-2533DHPL-Cにあった中継機能は削除されています。
WAN側接続方式はPPPoE/静的IP/DHCP/DHCPv6-PD、およびNTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続に対応しており、「transix」「v6プラス」「IPv6オプション」「OCNバーチャルコネクト」の各サービスが利用可能です。
筐体外寸はWSR-2533DHPL-Cと共通のW36.5×H160×D160mmですが、本体のみの重量は約400g→約360gに、最大消費電力は12.6W→12.0Wに変更されています。
WSR-2533DHPL2 | WSR-2533DHPL (WSR-2533DHPL-C) | |
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対応通信規格 | IEEE 802.11ac/a/b/g/n | IEEE 802.11ac/a/b/g/n |
最大通信速度(5GHz帯) | 1,733Mbps(4str/80MHz) | 1,733Mbps(4str/80MHz) |
最大通信速度(2.4GHz帯) | 800Mbps(4str/40MHz/256QAM) | 800Mbps(4str/40MHz/256QAM) |
MU-MIMO | 対応 | 非対応 |
ビームフォーミング | 対応 | 対応 |
WAN端子 | 1000BASE-T×1 | 1000BASE-T×1 |
LAN端子 | 1000BASE-T×3 | 1000BASE-T×4 |
フレッツ網でのIPv6 IPoE /IPv4 over IPv6接続 | 対応 | 非対応 |
DHCPv6-PD | 対応 | 非対応 |
中継機能 | 非対応 | 対応 |
本体重量 | 約360g | 約400g |
最大消費電力 | 12.0W | 12.6W |
BUFFALOの「AC2600」ルーターにおける上位モデルとなる「WSR-2533DHP3シリーズ/WSR-A2533DHP3シリーズ」では中継機能やフィルタリング機能、「バンドステアリングLite」(WSR-A2533DHP3シリーズのみ)が利用できます。