Synologyは2022年10月27日、無線LANルーター「WRX560」を発表しました。国内でも2022年11月10日に発売される予定ですが、価格は明らかにされていません。
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WRX560は5GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)による最大2,400Mbps(4ストリーム/80MHz)、2.4GHz帯で同600Mbps(2ストリーム/40MHz・速度はいずれも公称表記)の通信に対応するデュアルバンド「AX3000」クラスの製品です。
1基のWAN端子および3基のLAN端子は1000BASE-T対応で、この他WAN/LANのどちらかで利用可能な2.5GBASE-T対応端子、USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子を備えています。CPUは4コア 1.4GHz(メーカー・型番非公開)、RAMはDDR3 512MBです。
従来モデルと同じくSynology Router Manager(SRM)で動作し、複数台の対応機種を組み合わせてメッシュネットワークを構築できます。VPNやQoS制御などの機能に対応する点も従来のSRM対応製品と同様です。
WRX560の存在は2022年9月時点で認証情報から明らかになっており、従来製品と同様の型番である「RT3000ax」も認証時の資料において示されていましたが、実際はFCC IDと同じ「WRX560」での投入となりました。