TP-Link、Wi-Fi 6に対応した7年ぶりのトラベルルーター新モデルを国内で発売

ティーピーリンクジャパン株式会社は2025年4月10日、無線LANルーター「TL-WR1502X」を発表しました。想定販売価格は7,480円(税込)で2025年4月23日に発売される予定です。

TL-WR1502X | AX1500 Wi-Fi 6 トラベルルーター | TP-Link 日本

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TL-WR1502Xは5GHz帯でWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)による最大1,201Mbps(2ストリーム/80MHz)、2.4GHz帯でWi-Fi 4(IEEE 802.11n)による最大300Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するデュアルバンド「AX1500」クラスの製品です。

コンパクトな筐体かつUSB端子からの給電に対応し多様な環境で使用できる、いわゆる「トラベルルーター」ジャンルのTP-Link製品は2018年のTL-WR902ACを最後に長らく投入されておらず、TL-WR1502Xがおよそ7年ぶりの新モデルとなります。

TL-WR902ACではUSB Micro-Bだった給電用端子はUSB Type-Cに変更され、USB Power Delivery(USB PD)による給電が可能になりました。2基のRJ-45端子も100BASE-TXから1000BASE-Tにアップグレードされ、TL-WR902ACよりも高速な通信を行えます。USB 2.0 Standard-A端子は引き続き搭載されており、USB接続の無線WANドングルもしくはUSBテザリング対応スマートフォンを介したインターネット接続やUSBストレージ内のデータ共有が可能です。

動作モードは本体のスイッチによりルーター・ホットスポット・アクセスポイント/中継機から切り替えられます。筐体サイズは104×90×28mmで、TL-WR902AC(74×67×22mm)よりも大型化しています。

なお、2.4GHz帯でもWi-Fi 6をサポートする「AX3000」構成となり、2.5GBASE-T対応端子やmicroSDカードスロットを備える上位モデルのTL-WR3002Xも存在しますが、こちらの国内販売に関するアナウンスはありません。