8.4型タブレット「Alldocube iPlay 70 mini Pro」が数量限定19,999円で登場、Dimensity 7050相当のSoCを搭載

2025年5月20日 0:00より、Amazon.co.jpおよび楽天市場(ALLDOCUBE公式 楽天市場店)において「Alldocube iPlay 70 mini Pro」の販売開始が予定されています。

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Alldocube iPlay 70 mini Proは2024年に発売されたiPlay 60 mini Proの後継機種にあたる、Android 15で動作する8.4インチタブレットです。

搭載されているSoCはMediaTek MT8791です。MediaTekの公式サイトではモデムを含むIoT機器向けプラットフォームと分類されており、5Gスマートフォン・タブレット向けSoCで用いられる"Dimensity"、4Gスマートフォン・タブレット向けSoCの"Helio"、Chromebookやタブレット向けの"Kompanio"といったブランドは付与されていません。ただしCPU部分はArm Cortex-A78 2コア 2.6GHz + Cortex-A55 6コア 2.0GHz、GPU部分はArm Mali-G68 MC4といった構成で、Dimensity 7050やKompanio 900Tとほぼ同一の性能を備えています。

AnTuTu Benchmarkの公称スコアは約50万点とされており、Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3を搭載する上位モデルのiPlay 70 mini Ultraほど高性能ではないものの、MT8791の採用によってHelio G99搭載のiPlay 60 mini Pro比でのパフォーマンス向上が見込まれます。なお、Dimensity 7050を搭載する8インチクラスのタブレットとしてはHeadwolf FPad7がすでに発売されています。

RAMは8GB(規格非公開)、内蔵ストレージはUFS 256GB(バージョン非公開)です。内蔵ストレージの空き容量を用いた最大8GB分のRAM拡張、microSDカードによるストレージ拡張を行えます。

ディスプレイはiPlay 60 mini Proと同じ8.4インチ 1920×1200ピクセルのIPS液晶パネルですが、リフレッシュレートが最大60Hzから90Hzに変更されました。iPlay 60 mini Pro・TurboやiPlay 70 mini Ultraでは両短辺に1基ずつ配置されていたスピーカーについては、理由は不明ですが片方の短辺に2基配置されるiPlay 60 miniと同様の形態に変わっています。

無線LANは5GHz帯および2.4GHz帯のWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)が利用可能です。無線WANのうち4G LTEの対応周波数帯はBand 1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28A/28B/38/40/41で、5G NRには対応していません。GNSSはGPS/GLONASS/Galileo/BeiDouがサポートされています。

筐体サイズはW126×H202.7×D7.3mmでiPlay 60 mini Proよりもわずかに薄くなり、重量は310gで据え置かれています。バッテリー容量も6,050mAhで変わらず、最大18WのUSB PD充電を行えます。

ALLDOCUBE公式 楽天市場店では2025年5月20日 0:00よりクーポンの適用が可能になり、適用前価格の28,999円から9,000円引きの19,999円(税込)で購入可能となるようです。同価格での販売は数量限定とされており、所定数の終了後は通常価格での販売に戻ると思われます。