Apple、Wi-Fi 6E対応の「iPhone 15 Pro」シリーズを発表 無印モデルはWi-Fi 6対応

Appleは2023年9月12日、iOSスマートフォン「iPhone 15」・「iPhone 15 Plus」・「iPhone 15 Pro」・「iPhone 15 Pro Max」を発表しました。価格は124,800円(税込・iPhone 15 128GBモデル)から、2023年9月22日に発売される予定です。

iPhone 15とiPhone 15 Plus - Apple(日本)

iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Max - Apple(日本)

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今回発表された4モデルはいずれもIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)に対応し、更にiPhone 15 ProおよびiPhone 15 Pro Maxは6GHz帯を用いるWi-Fi 6Eにも対応しました。Mac・iPadは一部モデルがWi-Fi 6Eに対応済みですが、iPhoneシリーズにおけるWi-Fi 6Eのサポートは今回が初となります。

なお、AndroidスマートフォンやPCの限られたモデルが対応を開始しているIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)には非対応です。

iPhone 15シリーズはSoCとしてApple A16 Bionicを搭載し、広角カメラが従来の1,200万画素から4,800万画素にアップグレードされました。また、昨年はiPhone 14 Proシリーズ限定だったDynamic IslandがiPhone 15・iPhone 15 Plusでも利用可能になっています。

iPhone 15 ProシリーズはSoCとしてApple A17 Proを搭載し、ハードウェアレイトレーシングのサポートを謳っています。カメラはメインの広角カメラが4,800万画素となった他、iPhone 15 Pro Maxでは焦点距離120mm相当の5倍光学ズームが可能になりました。

両モデル共通で外部接続端子がLightningからUSB Type-C(USB-C)に変更され、iPhone 15 Proシリーズでは最大10GbpsのUSB 3(USB 3.2 Gen 2/USB 3.1 Gen 2)、iPhone 15シリーズでは最大480MbpsのUSB 2によるデータ転送を利用できます。