台湾ASUSは9月2日、無線LANルーター「ROG Rapture GT-AXE11000」を発表しました。
ROG Announces Meta Buffs Lineup for Leveling Up Gaming Experiences
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ASUSの無線LAN製品では初の6GHz帯(IEEE 802.11ax / "Wi-Fi 6E")対応機器となり、ROGのブランドサイトでは「world’s first Wi-Fi 6E gaming router」の表記が見られます。
他社の"Wi-Fi 6E"対応製品としては2020年1月にTP-Linkからメッシュネットワーク対応の「Deco X96」が発表されている他、Sercommからも「AX11000」クラスのルーターが公開されています。
現時点では詳細な仕様が公開されていませんが、6GHz帯でIEEE 802.11axによる最大4,804Mbps(4ストリーム/160MHz)、5GHz帯で同4,804Mbps(4ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で同1,148Mbps(4ストリーム/40MHz)の通信に対応する構成になると思われます。
GT-AX11000と同じく2.5GBASE-T対応端子を1基備え、1000BASE-T端子2基によるリンクアグリゲーションにも対応しています。
「AiMesh」によるメッシュネットワーク構築時は6GHz帯と5GHz帯の状況を監視し、適切な周波数帯をバックホールとして利用可能とされています。
CPUは4コア 1.8GHz(Broadcom BCM4908?)、RAMは1GBとされており、こちらもGT-AX11000からの変更はありません。