5GbE端子を2基備えるASUSTORの「LOCKERSTOR Gen2+」シリーズが国内で発売

株式会社アユートは2025年12月4日、ASUSTOR製NAS「LOCKERSTOR Gen2+」シリーズの取扱を発表しました。モデルと市場想定価格は以下の通りで、いずれも2025年12月10日に発売される予定です。

  • LOCKERSTOR 2 Gen2+(AS6702T v2):85,800円(税込)
  • LOCKERSTOR 4 Gen2+(AS6704T v2):111,500円(税込)
  • LOCKERSTOR 6 Gen2+(AS6706T v2):147,000円(税込)

クリエイターやビジネスに最適なNASがアップグレード。「LOCKERSTOR 2 Gen2+」「LOCKERSTOR 4 Gen2+」「LOCKERSTOR 6 Gen2+」取り扱い開始のお知らせ|株式会社アユート PCパーツ・VR・オーディオ等周辺機器 総合代理店

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LOCKERSTOR Gen2+シリーズは2022年に発売されたLOCKERSTOR Gen2シリーズのマイナーチェンジモデルです。搭載プロセッサやベイ構成など基本的な仕様はLOCKERSTOR Gen2と変わりませが、ネットワークインターフェースが2.5GBASE-T×2から5GBASE-T×2にアップグレードされ、より高速な通信が行えるようになっています。また、周辺機器拡張用のUSB 2.0 Standard-A端子が1基追加されました。

プロセッサは全モデル共通で"Jasper Lake"世代のIntel Celeron N5105が搭載されています。CPU部分は4コア/4スレッド 最大2.9GHz、GPU部分はIntel UHD Graphics 24EU 最大800MHzの構成です。RAMは8GB(AS6706T v2のみ)もしくは4GBのDDR4 SODIMMを搭載し、最大16GB(8GBモジュール×2)までの拡張がサポートされています。

2/4/6基の3.5インチ/2.5インチSATAドライブベイに加えて全モデルが4基のM.2 SSDスロットを備えており、PCI Express 3.0 x1接続のSSDを4基まで装着できます。USB接続のストレージ拡張ユニット(AS5004U・AS6004U)を接続することで最大8基分(拡張ユニット×2)のドライブベイ拡張にも対応しています。

標準のネットワークインターフェースは前述の通り5GBASE-Tですが、AS6702T v2以外の2モデルはM.2 SSD用のカードを取り外すことで10GbE対応カードを装着でき、通信速度のアップグレードが可能な構造です。ASUSTORからは10GbEカードとしてMarvell AQC107を搭載するAS-T10G2が発売されています。