エレコム、10GbE/2.5GbE対応ポートを備えるWi-Fi 7 AP「WAB-BE187-M」を発売

エレコム株式会社は2024年9月17日、無線LANアクセスポイント「WAB-BE187-M」を発表しました。店頭実勢価格は125,950円(税込)で2024年9月下旬より出荷が開始される予定です。

マネージ Wi-Fi 7 18700Mbps スタンダードモデル 無線アクセスポイント - WAB-BE187-M

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WAB-BE187-Mは6GHz帯でWi-Fi 7(IEEE 802.11be)による最大11,530Mbps(4ストリーム/320MHz)、5GHz帯で最大5,765Mbps(4ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大1,376Mbps(4ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「BE19000」クラスの製品です。最大クライアント数は周波数帯ごとに256台の合計768台、推奨クライアント数は各128台の合計384台とされています。

有線インターフェイスとして10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T対応端子と2.5GBASE-T対応端子を各1基備えています。このうち10GBASE-T端子はPoE++(IEEE 802.3bt)受電に対応し、IEEE 802.3bt対応のPoEインジェクタであるEIB-X01A-BT6、もしくは専用AC電源アダプタのWAB-EX-ADP1(いずれも別売)からの給電で動作可能です。なお、PoE対応アクセスポイントは周波数帯やスループットに制限を設けることで給電能力が低い下位規格をサポートしている場合がありますが、WAB-BE187-MはPoE+(IEEE 802.3at)・PoE(IEEE 802.3af)に対応していません。

Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)世代のエレコム製アクセスポイントと同様、各端末が通信に要する時間を均一化する「平等通信機能」、DFS(Dynamic Frequency Selection)の対象となるW53/W56利用時にレーダー波の到来を常時監視し空きチャンネルへの移動を容易にする「DFS障害回避機能」、無線LAN以外の機器を含めた2.4GHz帯の利用状況を監視する「電波干渉回避機能」が搭載されています。

複数のエレコム製アクセスポイントを同時に利用する場合、クラウド型管理サービス「アドミリンク」もしくはPCに専用ソフトを導入する「WAB-MAT」による集中管理が可能です。