TP-Link、2.5GbE対応のゲーミングWi-Fi 6Eルーター「Archer GXE75」を国内で発売

ティーピーリンクジャパン株式会社は2024年9月12日、無線LANルーター「Archer GXE75」を発表しました。想定販売価格は25,080円(税込)で2024年9月26日に発売される予定です。Amazon.co.jp専売SKUのArcher GXE75/Aは22,800円(税込・2024/09/12現在)で予約注文受付が行われています。

Archer GXE75 | AXE5400 トライバンドWi-Fi 6E ゲーミングルーター | TP-Link 日本

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Archer GXE75は6GHz帯でWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)による最大2,402Mbps(2ストリーム/160MHz)、5GHz帯で最大2,402Mbps(2ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大574Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「AXE5400」クラスの製品です。

Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)世代のArcher GE800(国内未発売・工事設計認証通過済み)やArcher GE650/Archer GE550(国内未発売)同様、アンテナを筐体に内蔵しカスタマイズ可能なLEDを備えるゲーミング志向の機種となっています。TP-Linkの国内向け製品で明確に"ゲーミングルーター"と銘打たれた機種は2021年のArcher GX90を最後に久しく途絶えており、Archer GXE75がおよそ3年ぶりの新型"ゲーミングルーター"として登場します。

1基のWAN/LAN兼用端子は2.5GBASE-T対応、1基のWAN/LAN兼用端子と3基のLAN端子は1000BASE-T対応で、WANもしくはLANのどちらかでマルチギガビット接続が可能です。この他、1基のUSB 3.0 Standard-A端子が存在します。

過去にASUSから発売された一部ルーターと同様、AAA Internet Publishingが提供するWTFast GPN(Games Private Network)に対応しており、ルーター上で設定を行うことでLAN内の端末からゲームをプレイする際の遅延を軽減できると謳われています。更にポート単位での通信の優先、QoS機能によるゲーム通信の優先といった機能を利用できるほか、通常のTP-Link製ルーターと同様にHomeShield・EasyMeshにも対応しています。

FCCの認証を通過した際に筐体内部の画像が公開されており、プロセッサは4コア 1.7GHzのCPUと2系統の無線インターフェイスを含むBroadcom BCM6756、RAMは4Gbit=512MBのZentel A3T4GF40BBF-HP、追加の無線LANインターフェイスはBroadcom BCM6705、1000BASE-TスイッチはRealtek RTL8367S、2.5GbEインターフェイスはRealtek RTL8221Bを搭載していることが確認できます。

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