H3C、IEEE 802.11be("Wi-Fi 7")対応アクセスポイントの概要を公開

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H3C(新华三集团)は2022年4月7日、無線LANアクセスポイント「WA7638」および「WA7338」を発表しました。現時点では概要のみが公開されており、詳細な仕様などは不明です。

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Wi-Fi AllianceのCurrent Work Areasにおいて「Based on the developing IEEE 802.11be standard, Wi-Fi 7 will be the next major generational Wi-Fi technology evolution.」の表記が見られる通り、現在標準化が進められているIEEE 802.11beは「Wi-Fi 7」としてIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6 / Wi-Fi 6E)の後継規格となる予定です。

商用製品として発表されたものではおそらく世界初のIEEE 802.11beアクセスポイントである2機種はトライバンド・12ストリームまたは10ストリーム構成を採り、合計通信速度は最大18.44Gbps、単一のクライアントではIEEE 802.11axの2.4倍となる最大11.53Gbpsの通信が可能とされています。

"2.4倍"はMediaTekが2022年1月に公表したデモンストレーションの概要でも触れられている値で、最大帯域幅および変調方式がIEEE 802.11axの160MHz幅・1024QAMから320MHz幅・4096QAMに拡大されたことで空間ストリーム数を維持したまま速度を引き上げた際の倍率と見られます。

MediaTek Shows The World’s First Live Demos of Wi-Fi 7 Technology to Customers and Industry Leaders | MediaTek

IEEE 802.11be関連製品はQualcommからクライアント向けチップセット「FastConnect 7800」、ZTEから5G対応CPE「MC888 Flagship」が発表されている程度であり、H3Cも今回発表した2機種の詳細な仕様や投入時期などを明らかにしていないため、実際に製品が出回るまでにはある程度の時間を要すると思われます。