株式会社アイ・オー・データ機器は1月29日、無線LANルーター「WN-TX4266GR」を発表しました。
2月下旬に発売される予定です。
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WN-TX4266GRは同社製品で初となるトライバンド構成の無線LANルーターで、5GHz帯1でIEEE 802.11acによる最大1,733Mbps(4ストリーム/80MHz幅/256QAM)、5GHz帯2で同じく最大1,733Mbps、2.4GHz帯でIEEE 802.11nによる最大800Mbps(4ストリーム/40MHz幅/256QAM)の通信に対応する「AC4300」クラスに属します。
同様の周波数帯・空間ストリーム構成の製品としてはTP-Link Archer C5400・C5400XやASUS ROG Rapture GT-AC5300が存在しますが、WN-TX4266GRは変調方式として1024QAMをサポートしていないため2,167+2,167+1,000Mbpsの「AC5300」ではなく1,733+1,733+800Mbpsの「AC4300」クラスとなります。
筐体デザインは従来の同社製ルーターから大きく変更されており、ヘアライン加工の施された白い筐体にクリアブルーのパーツが組み合わされたものとなっています。
WAN端子は1基、LAN端子は4基でいずれも1000BASE-Tに対応します。
MU-MIMO/ビームフォーミング、ペアレンタルコントロール(MACアドレス単位の利用時間制限)、リピーターモードなどの機能が実装されています。
NTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE接続およびIPv4 over IPv6通信(MAP-E/DS-Lite)に対応しており、発売時点では「transix」「v6プラス」が利用可能です。(『IPv6オプション』『OCNバーチャルコネクト』については対応の有無が明記されていません)
WN-AX2033GR2やWN-AX1167GR2と同じく、IPv6利用時の通信速度を高速化するとされる「IPv6ブースト」に対応しています。