ネットギアジャパン合同会社は5月30日、無線LANルーター「Nighthawk AX12 RAX120」(RAX120-100JPS)を発表しました。
6月13日に発売される予定です。
Wi-Fi 6(802.11ax)のパフォーマンスを最大限引き出すアンテナ設計、最大速度合計6.0Gbps、WPA3対応、マルチギガビットLAN搭載、スマートホーム時代の無線LANルーターを発表
RAX120は2018年11月に発表された製品で、5GHz帯でIEEE 802.11axによる最大4.8Gbps、2.4GHz帯でIEEE 802.11axによる最大1.2Gbpsの通信に対応する「AX6000」クラスのルーターです。
既に国内で発売されている同クラスのNighthawk AX8 RAX80が4ストリームMIMOと連続した160MHz幅(HE160)で最大4.8Gbpsの通信を行うのに対し、RAX120は8ストリームMIMOと80MHz幅(HE80)で最大4.8Gbpsの通信に対応する構成となっています。
Nighthawk AX12 RAX120 | Nighthawk AX8 RAX80 | Nighthawk AX4 RAX40 (国内未発表) | Nighthawk Tri-band AX12 RAX200 (国内未発表) | |
無線LAN通信速度 (5GHz帯1) | 4.8Gbps | 4.8Gbps | 2.4Gbps | 4.8Gbps |
無線LAN通信速度 (5GHz帯2) | - | - | - | 4.8Gbps |
無線LAN通信速度 (2.4GHz帯) | 1.2Gbps | 1.2Gbps | 600Mbps | 1.2Gbps |
暗号化方式 | WPA3 | WPA2 | WPA2 | WPA2 |
暗号化方式はWPA2に加え、RAX80が現時点で対応していないWPA3もサポートされています。
また、RAX80にはないマルチギガ対応LAN端子(5GBASE-T/2.5GBASE-T対応)を備えており、WAN端子としても利用可能とされています。
マルチギガ対応LAN端子の他、1基のWAN端子と4基のLAN端子(いずれも1000BASE-T対応)、2基のUSB 3.0 Standard-A端子を搭載しています。
国内で発表されていないNETGEARのIEEE 802.11ax対応ルーターとしては「Nighthawk AX4 RAX40」と「Nighthawk Tri-band AX12 RAX200」が存在し、この内RAX40は2019年4月に工事設計認証を通過しています。