QNAP、4+1ポート構成の10GbEスイッチ「QSW-L3205-1C4T」を発表

QNAP Systems, Inc.は2025年10月14日、ネットワークスイッチ「QSW-L3205-1C4T」を発表しました。日本での発売予定や価格などの情報は同日時点で明らかにされていません。

QSW-L3205-1C4T | 10GbE high-speed switching combined with lite management capabilities accelerates video editing, backups, and surveillance without lag | QNAP

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QSW-L3205-1C4Tは5基の10GBASE-T対応RJ-45端子と1基のSFP+スロット、1基のコンソール接続用RJ-45端子を備えるL2スイッチです。RJ-45端子のうち1基はSFP+スロットとの排他仕様(コンボポート)であり、最大5基の10GbE対応機器を同時に接続できます。スイッチングファブリックは100Gbps、MACアドレステーブルは最大16,000件です。

チップセットは10GbEスイッチ向け製品のRealtek RTL9303-CGを搭載し、RJ-45端子向けに単ポート用10GBASE-T PHYのRealtek RTL8261BEを接続した構成となっています。ポート数こそ異なるものの、構成としては2025年6月に発表された6+2ポートモデルのQSW-L3208-2C6Tと共通です。

QSW-L3208-2C6Tと同じく「ライトマネージド」に分類されるスイッチのためQSS(QNAP Switch System)が搭載されており、接続した機器のブラウザからGUIにアクセスしてスイッチの管理が可能です。

筐体サイズはW210×D160×H44mm、重量は1.17kgです。10GBASE-Tの端子数が少ないためかQSW-L3208-2C6Tに搭載されていた冷却用ファンは存在せず、ファンが固定されていた右側面には多数の通気孔が開けられています。