Razer、メッシュ対応ゲーミング無線LANルーターを発表

Razerは10月2日、無線LANルーター「Sila」を発表しました。

公式通販サイトでは33,800円で販売されています。

Razer launches the fastest gaming grade wifi router for PC, Console and Mobile – Razer Press

Gaming Router - Razer Sila

スポンサーリンク

Razerは過去にIgnition Design Labsの「Portal WiFi Router」に自社ロゴを入れた製品を発売していますが、今回のSilaはオリジナルのデザインとなっています。

他社のゲーミングルーターにも搭載されているものと同様のQoS制御機能と思われる「Razer FasTrack」によりゲームの通信を優先できる他、5GHz帯のDFS対象帯域を常時監視し、レーダー波検知時に待ち時間なしで他の帯域へ切り替える「ZeroWait DFS」にも対応しています。

ZeroWait DFSはPortalにも搭載されていた機能で、ニュースリリースによるとSilaでもIgnition Design Labsとの協業は継続されているとのことです。

無線LANの通信速度はPortalより向上しており、5GHz帯(1)でIEEE 802.11acによる最大1,734Mbpsの、5GHz帯(2)で同866Mbpsの、2.4GHz帯でIEEE 802.11nによる最大400Mbpsの通信に対応するトライバンドの「AC3000」クラスです。
MU-MIMO及びビームフォーミングにも対応しています。

2台以上のSilaでメッシュネットワークを構築する際には5GHz帯がバックホール専用帯域として確保されるとのことで、NETGEAR Orbiのように866Mbpsの5GHz帯がバックホールになると思われます。

外部接続端子として1基のWAN端子と3基のLAN端子(いずれもRJ-45・1000BASE-T対応)の他、USB 2.0 Standard-A端子とUSB 3.0 Standard-A端子を各1基備えています。