5G/Wi-Fi 6対応の大画面タブレット「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」が国内で発売

サムスン電子ジャパン株式会社は2023年10月12日、Androidタブレット「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」(SM-X616J)および「Galaxy Tab S9 FE」(SM-X510N)を発表しました。

Galaxy Tab S9 FE+ 5GはKDDI株式会社・沖縄セルラー電話株式会社より「au」ブランドで2023年10月19日に発売される予定で、価格は105,800円(税込)です。

Galaxy Tab S9 FEは2023年10月19日に発売される予定で、Amazon.co.jpでの価格は68,800円(税込・2023/10/12現在)です。

Samsung Galaxy Tab S9 FE+ 5G(ギャラクシータブ S9 FE+ 5G)| Samsung Japan 公式

Samsung Galaxy Tab S9 FE(ギャラクシータブ S9 FE)| Samsung Japan 公式

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Galaxy Tab S9 FE+ 5Gは12.4インチ、Galaxy Tab S9 FEは10.9インチのディスプレイを備えるAndroidタブレットです。複数のハードウェア仕様で通常のGalaxy Tab S9シリーズと差別化を図り、価格を抑えた普及帯モデルと位置付けられます。

Galaxy Tab S9+とGalaxy Tab S9 FE+ 5G、Galaxy Tab S9とGalaxy Tab S9 FEの主な仕様は以下の通りです。

Galaxy Tab S9+Galaxy Tab S9 FE+ 5GGalaxy Tab S9Galaxy Tab S9 FE
SoCQualcomm
Snapdragon 8 Gen 2
Samsung
Exynos 1380
Qualcomm
Snapdragon 8 Gen 2
Samsung
Exynos 1380
RAM/ストレージ12GB/256GB
microSD対応
8GB/128GB
microSD対応
8GB/128GB
microSD対応
8GB/128GB
microSD対応
ディスプレイ12.4インチ 有機EL
2800x1752ピクセル
リフレッシュレート120Hz
12.4インチ 液晶
2560x1600ピクセル
リフレッシュレート90Hz
11インチ 有機EL
2560x1600ピクセル
リフレッシュレート120Hz
10.9インチ 液晶
2304x1440ピクセル
リフレッシュレート
無線LANWi-Fi 6E
HE160対応
Wi-Fi 6
HE80対応
Wi-Fi 6E
HE160対応
Wi-Fi 6
HE80対応
無線WAN-5G NR/LTE/W-CDMA/GSM
NR n1/n3/n28/n41/n77/n78
LTE B1/B3/B5/B8/B12/B18/
B26/B28/B38/B41/B42
--
GNSSGPS/GLONASS/
Beidou/Galileo/QZSS
GPS/GLONASS/
Beidou/Galileo/QZSS
GPS/GLONASS/
Beidou/Galileo/QZSS
GPS/GLONASS/
Beidou/Galileo/QZSS
USBUSB 3.2 Gen 1USB 2.0USB 3.2 Gen 1USB 2.0
S-Pen付属(Bluetooth LE対応)付属(Bluetooth LE非対応)付属(Bluetooth LE対応)付属(Bluetooth LE非対応)
重量約581g約628g約498g約523g

Galaxy Tab S9 FE+ 5Gは近年の国内向けGalaxy Tabシリーズでは見られなくなっていた無線WAN対応モデルであり、国内の主要な5G NR Sub-6バンドおよびLTEバンドをサポートしています。

Galaxy Tab S9 FE+ 5Gのキャリア型番はSCT22ですが、auからSamsung製タブレットが登場するのは2014年発売のGALAXY Tab S SCT21以来、およそ9年ぶりとなります。

通常のGalaxy Tab S9シリーズから抑えられた仕様として目立つのはSoCおよびディスプレイです。SoCはGalaxy A54 5Gなどでも採用されているミドルレンジ向けのSamsung Exynos 1380に、ディスプレイは最大90Hz駆動の液晶になり、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2と120Hz駆動の有機ELを搭載するGalaxy Tab S9シリーズと差別化されています。

また、無線LANにおいてWi-Fi 6Eおよび160MHz幅(HE160)での通信がオミットされ、Wi-Fi 6・80MHz幅(HE80)までの対応となっている点にも注意が必要です。