Synology、2.5GbE対応の2ベイNAS「DiskStation DS225+」を国内で発売

Synologyは2025年6月5日、「DiskStation DS225+」を日本向けに発表しました。同日より販売が開始されています。

DiskStation DS225+ | Synology Inc.

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DS225+は主に家庭や小規模オフィスでの利用を想定し、2基の3.5インチHDDもしくは2.5インチSSDを搭載可能な2ベイ構成のNASです。

同一ラインに属する旧モデルのDS224+は2基の1000BASE-T対応端子を備えていたのに対し、DS225+には各1基の2.5GBASE-T対応端子と1000BASE-T対応端子が設けられています。2基すべてが2.5GBASE-T対応ではなく、5Gbps以上のインターフェイスは存在しません。

2.5GbEへの対応を除くと基本的な仕様はDS224+と概ね共通で、プロセッサはIntel Celeron J4125("Gemini Lake Refresh"・4コア/4スレッド・最大2.7GHz)、標準搭載のRAMは2GB(最大6GBまで拡張可能)から変更されていません。外部ストレージの接続に使用可能なUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子数も2基のままです。

筐体サイズはW108×H165×D232.2mm、重量は1.30kgでDS224+と同一です。公称消費電力はアクセス時がDS224+の14.69Wから16.98Wに、HDDハイバネーション時が4.41Wから6.08Wに微増しています。

なお、DS225+を含む2025年モデルのSynology製NASは互換性リストに含まれるドライブのみをサポートし、同リストには2025年6月時点でサードパーティ製ドライブが含まれていないため、利用に際してはHAT3310シリーズ・HAT5310シリーズなどSynologyブランドのドライブが必要になります。