TP-Link、10GbE対応のゲーミングWi-Fi 7ルーター「Archer GE800」を発表

TP-Linkは2022年11月14日、無線LANルーター「Archer GE800」を発表しました。日本国内での販売予定や価格などの情報は明らかになっていません。

Archer GE800 | BE19000 Tri-Band Wi-Fi 7 Gaming Router | TP-Link

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Archer GE800は6GHz帯でIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)による最大11,520Mbps、5GHz帯で最大5,760Mbps、2.4GHz帯で最大1,376Mbps(4ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「BE19000」クラスの製品です。

有線インターフェイスとして10GBASE-T対応のLAN端子を1基、2.5GBASE-T対応のLAN端子を2基、1000BASE-T対応のLAN端子を4基備える他、SFP+スロットとRJ-45端子のコンボ(排他仕様)となった10GbE対応WAN端子が存在します。

同時に発表されたArcher BE900・Archer BE800・Archer BE550と異なり、Archer GE800は明確に「ゲーミングルーター」との位置付けです。ゲームサーバーまでの経路を最適化し遅延やパケットロスの抑制を謳うWTFast GPN、ゲームの通信を優先するQoS機能、発光色やパターンを設定可能なRGBライティング機能などが搭載されています。

同じくゲーミング志向の製品であるIEEE 802.11ac(Wi-Fi 5)世代のArcher C5400X、IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)世代のArcher AX11000・Archer GX90は黒と赤を基調としたデザインの外部アンテナを複数搭載していましたが、Archer GE800のアンテナは本体に内蔵されました。NETGEARのWi-Fi 6/Wi-Fi 6E対応製品と同様、本体両側面の翼状部分にアンテナが存在すると思われますが、実際の内部構造は不明です。