2024年3月27日現在、Amazon.co.jpにTP-Linkのメッシュネットワーク製品「Deco BE75」が掲載されています。2台セットの価格は85,800円（税込）で、2024年4月15日まで有効な10%オフのクーポンが適用可能です。発売日は2024年4月10日に予定されています。
Deco BE75 | BE17000 Tri-Band Whole Home Mesh WiFi 7 System | TP-Link
Deco BE75は6GHz帯でIEEE 802.11be（Wi-Fi 7）による最大11,520Mbps（4ストリーム/320MHz）、5GHz帯で最大4,320Mbps（2ストリーム/240MHz）、2.4GHz帯で最大688Mbps（2ストリーム/40MHz）の通信に対応するトライバンド「BE17000」クラスの製品です。
有線インターフェイスとして10GBASE-T/SFP+のコンボ（排他）端子を1基、2.5GBASE-T対応端子を3基備え、WAN/LANの判定は自動で行われます。この他に1基のUSB端子が備わっています。
ユニット間の接続（バックホール）は「ダイナミックバックホール」を謳い、無線・有線を動的に組み合わせて帯域を確保するとされています。古い規格での接続に伴って通信速度が低下する場合があるものの、過去のDecoシリーズとの接続も可能です。
上位モデルであるDeco BE85とDeco BE75の主な違いは無線LANの速度と有線インターフェイスの構成です。
Deco BE85は6GHz帯・5GHz帯・2.4GHz帯がそれぞれ4ストリーム、合計12ストリームから成る「BE22000」クラスですが、Deco BE75は5GHz帯と2.4GHz帯を各2ストリームに削減し、6GHz帯を据え置いた合計8ストリームの「BE17000」クラスとなっています。
有線インターフェイス部分ではDeco BE85に備わっていた10GBASE-T端子1基が削除され、2.5GBASE-T端子に置き換えられました。10GBASE-T/SFP+コンボ端子は変わらず搭載されているため、WAN/LANのいずれか一方は最大10Gbpsでの接続が可能です。
また、公式サイトの内部構成図やFCCの認証資料ではファンが確認できないことから、Deco BE85に搭載されていたアクティブ冷却用のファンは省かれたようです。筐体の外寸は128×128×236mmでDeco BE85と変わりません。
