TP-Link、メッシュネットワーク構築機能「OneMesh」対応製品を国内で発売

ティーピーリンクジャパン株式会社は5月23日、無線LAN中継機「RE300」を発表しました。

5月30日に発売される予定です。

新しいメッシュWi-Fiの在り方『TP-Link OneMesh™』を搭載「AC1200メッシュWi-Fi無線LAN中継器RE300」を5月30日(木)より販売開始!~最新技術APSで、全デバイスの最適経路を自動選定~ | TP-Link Japan

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RE300は5GHz帯でIEEE 802.11acによる最大867Mbps、2.4GHz帯でIEEE 802.11nによる最大300Mbpsの通信に対応する「AC1200」クラスの中継機で、他社製品を含む無線LAN親機と組み合わせて利用できる他、一部のTP-Link製無線LANルーターと組み合わせることでメッシュネットワーク構築機能「OneMesh」を利用可能です。

「OneMesh」は2019年1月に発表された機能で、宅内の機器全てをメッシュネットワーク製品に入れ替えることなく、既存のルーターと中継機の組み合わせでメッシュネットワークを構築できるとされています。

既存の機器でメッシュネットワークを構築できる点はASUSの「AiMesh」に近いものの、複数のルーターやルーター+メッシュネットワーク製品(Lyraシリーズ)でメッシュネットワークを構築できる「AiMesh」と異なり、「OneMesh」ではルーターと中継機の組み合わせが想定されており、複数のOneMesh対応ルーターやOneMesh対応ルーター+Decoシリーズのような組み合わせは(少なくとも現時点では)利用できないようです。

ルーター側はArcher C7 v5が今後のファームウェアアップデートで「OneMesh」に対応する他、OneMesh対応機器一覧にはArcher C6やArcher A10も掲載されています。

なお、RE300の仕様・形状は先日発表された「Deco M3W」と概ね共通で、両者ともWAN/LAN端子は備えていません。