エレコム、既存のIPv6 IPoE対応ルーターで「OCNバーチャルコネクト」を利用可能に

エレコム株式会社は5月21日、同社製のIPv6 IPoE対応無線LANルーターにおいて「OCNバーチャルコネクト」への対応を開始することを発表しました。

「WRC-1167GST2」シリーズが 「OCNバーチャルコネクト」に追加対応!~その他IPv6 IPoE対応ルーターも年内に随時対応予定~

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「OCNバーチャルコネクト」についてはNTTコミュニケーションズ提供のIPoE対応ルーター 01とドコモ提供のコモ光ルーター 01(共にNECプラットフォームズ製)が対応している他、I-O DATAが2019年1月にWN-PL1167EX01を投入し、その後WN-DX1167RWN-SX300FRでも対応していますが、これら以外の対応製品が極めて限られていました。

今回「OCNバーチャルコネクト」への対応が告知されたのは

  • WRC-2533GST2
  • WRC-1900GST2
  • WRC-1750GST2
  • WRC-1167GST2
  • WRC-1667GST2H(簡易包装版)
  • WRC-2533GST2SP / EDWRC-2533GST2 / WRC-1900GST2SP(特定販路向け)

の各製品で、WRC-1167GST2 / WRC-1167GST2Hが5月最終週に提供されるファームウェアで「OCNバーチャルコネクト」に対応し、その他の製品は2019年内に対応予定とされています。

これらの製品は既に「v6プラス」(MAP-E)及び「transix」(DS-Lite)、BIGLOBEの「IPv6オプション」(MAP-E)に対応しており、「OCNバーチャルコネクト」対応によって利用可能なIPv6 IPoE+IPv4 over IPv6サービスの選択肢が増えることになります。

なお、エレコムのIPv6 IPoE対応ルーターとしてはWRC-1750GSVも存在しますが、こちらは「OCNバーチャルコネクト」対応予定製品に含まれていない他、「IPv6オプション」にも対応していません。