台風15号に伴う停電によりNTT東日本の通信サービスに影響発生の可能性

東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は9月9日、台風15号の通過に伴い関東地方で発生した大規模停電による通信サービスへの影響の見込みを公開しました。

台風15号の被害に対するサービス影響等について(第2報)

台風15号の被害に対するサービス影響等について(第3報)

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9月8日から9月9日にかけて上陸・通過した台風15号により関東地方の広い範囲で停電が発生していますが、これにより停電対象の地域に所在するNTT東日本の施設が予備電力での稼働に切り替わっており、電力が復旧しない場合は予備電力の枯渇によりサービスに支障をきたす可能性があるとされています。

下記は9月9日 21:時点の第3報において予備電力で稼働中とされているビルで、特に停電の規模が大きい千葉県では予備電力で稼働中の施設が広範囲に渡っており、外部からの給電が復旧しない状態が長期化した際にサービスへの影響が大きくなることが予想されます。

https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/pdf/20190910_01.pdf

NTT東日本の他、「NURO」「J:COM」等の固定通信サービスでも停電によりサービスが利用できない状況が発生しています。


2018年9月に発生した平成30年北海道胆振東部地震においても北海道電力の停電に起因する予備電力の枯渇・サービス停止が発生していました。