ソフトバンク版Xperia 1 VIがアップデートでWi-Fi 7に対応

2024年9月30日より、ソフトバンク向けのXperia 1 VI(A401SO)を対象とするソフトウェアアップデート(ビルド番号 69.0.D.2.38)の配信が開始されています。

Xperia™ 1 VIをご利用中のお客さまへ(2024年9月30日) | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

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今回のアップデートにはセキュリティ向上のほか、Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)への対応が含まれています。Xperia 1 VIのハードウェアはWi-Fi 7をサポートするものの、ソフトウェア上で無効化しWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)扱いとなった状態で発売され、2024年秋以降のアップデートでWi-Fi 7に対応することが予告されていました。

なお、今回のアップデートにより端末上で確認できる工事設計認証番号が003-230367から003-240111に変更されています。2023年12月の制度改正によりWi-Fi 7対応機器で320MHz幅の通信を行えるようになった際、「同一認証番号とする場合のガイドライン」が更新されず既存機器は新たな番号で認証を通過する必要があるとされたため、Wi-Fi 7への対応に伴って工事設計認証番号が変更されたXperia 1 VIは320MHz幅の通信に対応したと考えられます。

2024年9月30日時点でWi-Fi 7が利用可能になったのはソフトバンク版(A401SO)のみですが、ドコモ版(SO-51E)・au版(SOG13)・キャリアフリー版(XQ-EC44)についても今後同様のアップデートが提供されると思われます。