
2025年9月14日現在、ASUS公式サイトで無線LANルーター「PRT-BE58」およびネットワークスイッチ「PQG-U1080」の製品ページが公開されています。発売時期や価格などは同日時点で明らかになっていません。
PRT-BE59|WiFi Routers|ASUS Global
PQG-U1080|Wired Networking|ASUS Global
ASUS to Unveil ProArt Displays, PC Solutions, and More at IBC 2025 | News|ASUS USA
PRT-BE59はWi-Fi 7(IEEE 802.11be)に対応するデュアルバンド「BE5000」クラスの製品です。周波数帯ごとの通信速度の内訳は公開されていませんが、5GHz帯が最大4,323Mbps(3ストリーム/160MHzもしくは2ストリーム/240MHz)、2.4GHz帯が最大688Mbpsと思われます。
有線インターフェースは2.5GBASE-T対応のWAN端子を1基、2.5GBASE-T対応のLAN端子を1基、1000BASE-T対応のLAN端子を3基備え、USB端子の存在は確認できません。
日本でも販売中のRT-AX59Uとほぼ同一の縦置きを想定した筐体形状となっており、下部のロゴが「ASUS WiFi 6」から「ProArt WiFi 7」に変更されたことのみが外観上で確認できる相違点です。
他のASUS製ルーターには見られない特徴として「ProArt Router Control Center」をサポートするとされていますが詳細は不明です。AiMeshによるメッシュネットワーク構築には対応しているものの、AiProtectionやVPNサーバー/クライアント機能などの利用可否については2025年9月時点で未公開となっています。

PQG-U1080は8基の2.5GBASE-T対応RJ-45端子と2基のSFP+スロットを備えるL2アンマネージドスイッチです。
ポート構成はすでに北米等で販売が開始されているQG-U1080と同一ですが、同モデルが備えているEEE(Energy Efficient Ethernet)やポート分離などの機能切替用DIPスイッチは確認できません。これらの機能を省略し、ProArtロゴの入った専用デザインの筐体を用いていることがQG-U1080との違いと思われます。