エレコム株式会社は2023年10月31日、無線LANルーター「WMC-X1800GST2-B」を発表しました。店頭実勢価格は9,328円（税込）で同日より販売が開始されています。
Wi-Fi 6(11ax) 1201+574Mbps ルーター - WMC-X1800GST2-B
WMC-X1800GST2-Bは5GHz帯でIEEE 802.11ax（Wi-Fi 6）による最大1,201Mbps（2ストリーム/80MHz）、2.4GHz帯で最大574Mbps（2ストリーム/40MHz）の通信に対応するデュアルバンド「AX1800」クラスの製品です。
WAN端子は1基、LAN端子は2基でいずれも1000BASE-Tまでの対応です。USB端子は備わっていません。NTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続サービスはtransix・v6プラス・IPv6オプション・OCNバーチャルコネクト・クロスパス・v6 コネクトに対応しています。
セキュリティ機能としてトレンドマイクロの「Smart Home Network」が搭載されており、悪質サイトのブロックやIoT機器の保護などの機能を最長5年間利用可能です。
従来のエレコム製メッシュネットワーク製品は独自仕様の「e-Mesh」でしたが、WMC-X1800GST2-Bはエレコム製無線LANルーターとして初めてWi-Fi EasyMeshをサポートしました。これによりWMC-X1800GST2-BにWi-Fi EasyMesh対応機器を接続してメッシュネットワークを構築する、もしくは既存のWi-Fi EasyMeshネットワークに中継機として追加することが可能になります。EasyMesh機器間の接続は無線に加えて有線バックホールもサポートされています。
また、同時にWi-Fi EasyMesh対応中継機の「WSC-X1800GS2-B」、およびWMC-X1800GST2-BとWSC-X1800GS2-Bのペアリング済みセット「WMC-2LX2-B」も発表されています。WSC-X1800GS2-BはWAN端子やルーター機能・セキュリティ機能を備えない点を除いてWMC-X1800GST2-Bとほぼ同一仕様で、Wi-Fi EasyMeshベースの既存ネットワーク、もしくは一般的な無線LANルーターのカバレッジを拡張する中継機としてのみ運用できます。
