エレコム株式会社は2021年10月19日、無線LANルーター「WRC-X5400GS-B」を発表しました。
2021年10月下旬に発売される予定です。
Wi-Fi 6(11ax) 4804+574Mbps Wi-Fi ギガビットルーター - WRC-X5400GS-B
WRC-X5400GS-Bは5GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)による最大4,803Mbps(4ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で同574Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するデュアルバンド「AX5400」クラスに属し、MU-MIMOおよびビームフォーミング(『ビームフォーミングZ』)をサポートしています。
従来のエレコム製無線LANルーターにおける5GHz帯の最大通信速度はWRC-X3200GST3-B・WRC-X3000GSN(WRC-X3000GS)の2,402Mbpsであるため、5GHz帯についてはWRC-X5400GS-Bがエレコム製品で最も高速なモデルとなります。CPUは3コア 1.5GHz(Broadcom BCM6750/BCM6752?)で、この点も2コアCPUが多い従来のエレコム製品と異なります。
無線LANの暗号化方式はWPA3-Personal・WPA2-Personal・WPA-Personalに対応しています。
WAN端子は1基、LAN端子は4基でいずれも1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応です。USB端子は備わっていません。フレッツ網におけるIPv4 over IPv6接続サービスは「transix」・「v6プラス」・「IPv6オプション」・「OCNバーチャルコネクト」・「クロスパス」・「v6 コネクト(固定IP)」に対応します。
ペアレンタルコントロール機能「こどもネットタイマー3」は利用可能ですが、WRC-X3200GST3-Bがサポートしているセキュリティ機能「Trend Micro Smart Home Network」・QoS制御機能「らくらくQoS」には非対応です。(端末間の通信をブロックする『セキュリティーWi-Fi』は利用可)
ルーターモード・アクセスポイントモードに加えて既存のアクセスポイントと無線接続を行う「クライアントモード」が実装されており、イーサネットコンバータや中継機として利用できます。